馴染みのないパンを色々と試してみた上で味が良く硬すぎず
日持ちのいいSheepherder's breadを「我が家の食パン」に選んだ。
ゴールドラッシュの時代にカリフォルニアにやって来たバスク地方の
羊飼い(Sheepherder)が故郷のパンを倣って手作りしたのが始まりらしい。
白く粉をふいた表面はほど良い堅さで歯当たりが良く、齧っても
ポロポロとこぼれ落ちることはない。
少し日本の食パンに似た味も気に入って昼食のサンドイッチに
使っていたが、じりじりと値段が上がり続けこの1年で1斤あたり
$1以上も高くなった。
最近の物価高はパンだけではない。
原油、小麦、牛乳・・・原料の値上がりは生活物価にはね返り、
食卓を襲う。
パンにこんなにお金をかけられないわ〜

もっと安い別のパンに変えるか、それともボーイへの配給を制限するか(笑)・・・
対策に頭を捻っている時に新聞のクーポンつき広告が目に留まった。
クーポンはbuy one get one free、しかも「我が家のパン」ブランド。
ベーカリーアウトレットとあり、都合のいいことにいつも買出しに出かける
店への通り道にある。
クーポンに釣られ行ってみた先は普段車で通る時は見逃していた
小さな建物だった。

確かに看板に「ベーカリーアウトレット」と大きくある。
中に入ってみるとパンだけでなくドーナツ、ケーキ、イングリッシュマフィン、
デニッシュ、その他スープの素なども。
見ているそばから配達トラックからおろされた品物が次々と運ばれて来て
棚に並べられる。
結構種類があると感心しながら店内を回るとお目当てのSheepherder's
breadを見つけた。
スーパー価格の半額なのだけでも嬉しいのにクーポン利用でディナー
ロール24個入りパックまでもらってしまいホクホク。
レジで$1.89也を支払うと、ポイントカードとクーポンをくれた。

ポイントカード一枚分($25)の買い物で店内の商品から希望のアイテム
が2個もらえる。

貰ったカードはどういうわけか倍の$4分のポイントがついていた。
レジ脇に陳列棚と同じケーキ、ドーナツ、パン満載のカートがあり
聞くと$7の買い物でお好きなもの2品をおまけしますとのこと。
日替わりで内容は変わるそうだが、なにしろ値段が安いので$7も買う
ものがないし、そんなに沢山のパンをゲットしても二人暮らしでは
消費が追いつかない。(笑)
さらに、水、土曜日は50%オフ、火曜日はシニア割引デーと
こんなにサービスして大丈夫?と心配になるくらい気前がいい。
あれから3ヶ月。 水、土週2回のアウトレット通いがすっかり定着した。
ポイントを水増ししてくれる気風のいい店員さんはいつでも倍か時に
よっては4倍もポイントをくれるので、月に2回ほどギフトがもらえるのも
贔屓にする理由である。(笑)
はじめは店に行ってもあまり他に客がいなかったのが、クチコミででも
知られてきたのか、最近の50%オフデーの繁盛ぶりはすごい。
トラック一杯詰め込めるだけのパンを買い占める人もいてうっかりすると
品切れになるほど。
"Have a blessed day!"
店員さんの言葉に癒されて店を後にした。

