[地中海の夢]: Livorno (2)

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これだけ見てやっと半日。
航海4日目にして初めて船を離れてのレストランでの
イタリアンな昼食。
乗客間の交流も船旅の醍醐味であり、初日から旧友のような
ノリの手話通訳はもとより同席者も交え、初対面とは
信じがたい爆笑会話が弾む。(よってレストランでの写真がない)

特に美味だったデザート。 これはなんだろうと皆で
詮索しあっていると、いきなりボーイが立ち上がり、

けす・く・せ? (Qu'est-ce que c'est? = これは何ですか?)
大胆にも給仕に聞いた。

ぉぃぉぃ 
フランス語だし。 (注: ここはイタリアです)

すると、表情一つ変えずに給仕が答えた。
「これはオレンジのΘ△Π(知らない単語)でございます」
・・・ご丁寧にもフランス語で。

わーっはっはっは!

酔いがまわったのか、同席の3人は笑いが止まらない。
「苦しい〜」 「死にそう」 「もうやめてくれっ
よたよたとバスに乗り込みピサへと珍道中は続く。


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2007年07月27日 | Comments(0) | Dreams Do Come True

[地中海の夢]: Livorno (1)

20070719031346.jpgフィレンツェとピサへのゲートウェイ、
Livorno港に早朝到着。
「朝焼けは天気が崩れる前兆」の通り、外界は雨。
芸術の都フィレンツェ観光はこの旅のハイライト。
と言っても一日だけではたかが知れているので、
「いつかゆっくり再訪する時のための下見」という
位置づけでフィレンツェとピサの駆け足ツアーに参加。

20070719031713.jpgフィレンツェまで90分の道中、ガイドさんより
傘売りを相手にしないようにとのきついお達し。
「すぐに壊れる安物」「金の無駄」「しつこい」
「絶対に買わないように」
繰り返し聞かされれば却って好奇心がそそられる。(笑)
「バスを降りたところで立ち止まってね」 ボーイに耳打ち。
ボーイに付きまとう傘売りをしっかりフレームに収めた。
もはや笑い話の対象でしかないようだが、ガイドさんが
口をすっぱくして言いたかったのは、無許可のモノ売りから
買うとこちらも処罰の対象になると言う事実だった。

濡れた石畳をぞろぞろ歩く。 警官が多い印象。
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広場に着くころには雨はほとんど止んでいた。
それにしても人が多いこと! まるで渋谷のような賑わい。(笑)
曇り空の下、重厚な雰囲気の建物が広場を囲んでいた。

人々がカメラを向ける先に際立って美しい建物があった。(写真クリックで拡大)
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ライムストーンだろうか(大理石と判明)、白っぽい側面に華奢な
装飾が施されている。 グリーンとローズピンクの色の
組み合わせが新鮮。
手話通訳が説明を全部同時通訳してくれるが、慣れないことも
あり、じっくり見ていると全く頭に入らない。(笑)

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下調べもせずに来たが、隣に見えた赤いドームですぐに
「フィレンツェのシンボルのあれ」と理解した。(笑)
その後の調べで「あれ」の正式名称はSanta Maria del
Fiore大聖堂
と判明。


ガイドさんの後をまたぞろぞろと続く。
両脇の店の色彩豊かなイタリアンアイスに本場のピザ、
美味しそうなフルーツは手を出すひまもなく一同ヨダレを
流しながら通過。
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連れて行かれたのはまた別の広場。
ざっと見回してみた。
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あっ!
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ダビデがあんなところに。

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沢山の像が林立する中、見過ごしてしまいそうな場所に
立っていた。
実際、ガイドさんの「ダビデはどこでしょう?」にアメリカの
おのぼりさんは目をキョロキョロ。(笑)
ここベッキオ広場の宮殿前にずっとあったダビデ像は、
損傷を避けるために美術館に移され、現在地にあるのは
実はレプリカ。
長蛇の列なので駆け足観光では時間が足りず、本物との
対面は叶わないのは事前に調査済みだった。

歴史地区のどこをどう歩いているか分からないままガイドさんの
先導で教会のような建物に案内された。
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芸術的に素晴らしいものが多すぎてもはや飽和状態。
ここまで来るとありがた味が薄れて説明もますます
聞いてないし。(笑)


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2007年07月19日 | Comments(0) | Dreams Do Come True

実験

去年越してきた新居には庭がない。
シティガールの趣味は野菜の自給自足なのにも
かかわらず、である。(笑)
都会に住めるだけで上出来、高望みはするまいと
決心しての移動だった。

ガーデニングスペースとして与えられたのは表通りに
面した窓の外に装飾として取り付けられているウィンドウ
ボックスだけ。
自宅庭から持ちこんだシダ類と蘭を並べると、ボックスは
すぐにいっぱいになった。
クリスマスにはシクラメンとリースを飾り、鉢と鉢の間の
ささやかな隙間でベジルやらネギやらを育てることで、
土に触れる楽しみを保っていた。

今年もガーデニングの季節がやってきて、店先に
野菜の苗が目立つようになった。
雨期の間はどっちみち作物はあまり育たないのだからと、
かろうじて押さえ込んでいたグリーンになりたい親指と(笑)
舌がもぞもぞしはじめた。

大した出来栄えではなかったが、自己流栽培のトマト
インゲンやソラマメの美味しかったこと。
マーケットに行かなくても一歩庭に出れば何か食材が
あることが嬉しかったし、それ以上に育ってくれる植物が
いとおしかった。

装飾のウィンドウボックスでワイルドにもトマトを育てる
ことを検討してみたが、ボックスは北向き。 
それでなくても日照条件の悪いSFでは育つまい。
いくら指や舌が欲しても苗が育つ環境がないことには
どうしようもない。

性懲りもなく願望と諦観の間でぐらついていたある日、
運命の出会いがあった。(笑)
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2007年07月15日 | Comments(0) | はらんばんじょー

ワイルドサイドを歩く

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Party of two, please.(2名出席希望)。 ラストネームはXX。

ペット連れで宿泊できるダウンタウンのホテルでの
PRイベントにボーイが申し込んでいるのだ。
クリスタルで有名なスワロフスキー社と動物保護団体が協賛。
誰でも入場可能なペットファッションイベントと聞いて見逃す
手はない。(しかも無料!)

これまで幾度もやっている、どうと言うことのない電話の
やりとり。

だが、続いた言葉に一瞬驚かされた。
Hmm・・・I don't think so.
ルーシーにはちょっと大変なので・・・


はぁ?

どうやら犬を連れてくるのかを問われているらしい。
違うでしょ。 大変なのはルーシーではなく私たちでしょう?(爆)
車だと却って不便なダウンタウン。 バスで行く予定だし。
(このやりとりが意味不明の方は文末の補足をご参照ください。)

人間よりもお犬さまにアピールしたげな様子だったが(笑)
マスターのみの参加でも、もちろん構わない。

久しぶりに歩くダウンタウンの変貌ぶりにびっくり。
店やホテルの移り変わりは特に甚だしい。
このホテルに足を運ぶのも初めて。
フロントの話では8年前にオープンしたのだそう。
ちょうどシティガール達が対岸に引っ越した時期だ。

浦島花子気分もバルセロナを彷彿させるモダンな
インテリアにすぐに回復。
ルーフトップテラスに設えられたテントは予想通り犬だらけ
いえ、お嬢さまとお坊ちゃまだらけ。

数脚しかないソファも水飲み場も全部4本足のお客さま専用。20070704085457.jpg


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[地中海の夢]: Villefranche, France

朝、目を覚ますとニースの沖合いに浮かんでいた。
バルコニーから見えるのは見覚えのある岬。

ここには思い出が詰まっている。
岬の先端の小さなリゾートSt-Jean-Cap-Ferrat(cap=岬)
ベースに西はカンヌからモナコ、イタリアとの国境まで連日
気ままにドライブしたものだ。
F1カーレース見物の余韻が残ったまま、不案内なハイウェーを
猛スピードで飛ばし、勢い余って予期せぬ国境越えとなった
3周年記念日のメモリーはまだまだ鮮烈。(笑)

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救命ボートを利用したテンダー(*)でVillefranche-sur-Merの
ハーバーに上陸した。
5月の日差しは柔らかい。
橙色やサーモン色のまろやかなこと!
この色をもう一度見たくてここに帰ってきたのだ。

St. Paul de Vence半日観光のバスは、ごみごみした
ニース市内を避けるかのように狭い街路を抜ける。
「ここがジェームズボンド役俳優の別荘」
「あれがマチス美術館」
時折ガイドさんが指差す。

連れて行ってもらうのは本当にラクチンだね♪
ボーイは満足そう。

この前来た時は、それぞれが運転とナビゲーターを兼任、
道路や地図、資料を見ながらのセルフ観光だった。
同じ道でも現地ガイドさんの説明付きだと違うものが見えてくる。

城郭の中にある美しい村、St. Paul de Vence。
南仏に点在する山の上に造られた「鷲の巣村」の一つである。

村の入り口には花売りのスタンド。
スズランのミニブーケが可愛い。
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その日は「ミュゲ(=スズラン)の日」だった。
幸福をもたらすとされるスズランを親しい人に贈る日。
見ている間にもひとり、ふたり、男性たちがブーケを求め、
足早に立ち去る。

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休日の広場でペタンクに興じる地元の人々。

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石壁の店が続く細い路地。
ウィンドウの中に「現代」がのぞく。

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石畳にモザイクを発見!

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あちこちにある水道には魚のマークが。
魚が全身で笑っていれば、Eau potable(=飲んでも安全)

かすかに漂う甘い香りはジャスミン。
カリフォルニアの自宅庭にも咲いている。

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2007年07月01日 | Comments(0) | Dreams Do Come True
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