お宝鑑定

国の歴史は浅いが、幅広い意味での骨董品愛好者人口の多い
アメリカ。
ガレージセールなどで安く値切って買ったおもちゃや
おばあちゃんの家の壁にずっと飾ってあった汚い絵画が、
調べてみると思いがけない値うちものだったりすることがある。

以前、近所のアンティーク店の特別イベントで、試しに
南仏ニースの骨董市でゲットしたマントル時計とロウソク立て
3点セットを見てもらったら、買値の10倍の値うちがあることが
分かりホクホクした。
20070228094747.jpg
以来、鑑定のサービスがあると聞くと家の中から無理やり
何かを探し出して持っていくのが趣味となっている。

今回はオークションハウスの鑑定デーに出かけてみた。
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10時過ぎに行くと既に部屋はすでに満員。
雨で寒い中、かなりの盛況である。

20070228094801.jpg 鑑定風景
絵画や掛け軸、壷、古本、彫刻像、家具など手にしたものは
さまざま。

「ポスターは$100の価値しかなかった」
肩を落とす白髪の男性がいれば、
「このテディーベアは千ドルだって。 でも、
絶対に誰にも売らないわ」と上気して話す女性も。

今回白羽の矢が立ったのは、カントリーボーイがわざわざ
実家から運んだミュージックボックス(オルゴール)。
ディスク回転で音楽を奏でるタイプで、外箱はオーク製。
ずっと昔に友人の引越しセールで買ったそうで、1800年代の
制作ということ以外に情報は皆無。

20070228094807.jpg 鑑定中
鑑定に要した時間は数分。
「$500ぐらいでしょう」
思ったような値打ちはなく、がっかりするボーイ。
所詮、シロウトだ。 ガラクタと本物の骨董品の見分けは
実に難しく、大当たりもない代わりに大ハズレもない。

その晩、珍しく大きなヒョウが降り、稲妻が光った。(笑)

Pハイツ(7) ショッピング

初めての方へ:「Pハイツ」はあるベイエリア在住家族の
引越しドラマを綴るシリーズです。 詳細は第一話からどうぞ。


急遽ガスレンジ購入が決まり、ランチビュッフェの後、値段の
比較に(笑)そばのアウトレットまで一走りした。

このアウトレットは返品やキズ・痛みのある家電品処分を
目的に、あるデパートが経営している。
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普段から安いのだが、レイバーデイのセールでさらに30-50%
オフのものもあり、見ている間にも次々と売約済みステッカーが
貼られ、飛ぶように売れている。
レンジの並ぶコーナーをざっと歩いてみると、先ほど店で
見たのと同じガスレンジ・電気オーブンを発見! 
40%オフだった。

運命の出会い?(笑)
早まってはいけない。 アパートで実際に使えるかどうかを
まず確かめないと。
ボーイが技術的なことをあれこれ質問している間に
シティガールはじっくりと他のモデルを観察。
三巡ほどして、「やはりさっきのがいい」と戻るとお目当ての
レンジにはHOLDのステッカーが貼ってあるではないか。

えっ? もう売れちゃったの〜?!

ボーイはどこに消えたのだろう?
広い店内をボーイを探して回る気にもなれず、ともかく休もうと
ぽつんと一つだけテーブルの置いてある所まで行くと、ボーイが
レモネードとポップコーンを手に居合わせた人と談笑していた。
テーブルの上にレモネードとポップコーンが並べられているのは
店による心づくしのサービスだった。

HOLDステッカーはボーイが手配したものと判明。 な〜んだ。
お客に対しての店員数が少なく伝票を書いてもらうまで40分ほど
レモネードを飲みながらにこやかに待ち、レジでも1時間ほど
待ってやっと買い物を終えた。

配達は別カウンターに設置してある電話を使って個別に手配する。
SFに配達してもらうように頼むと、$90の配達料とは別に
階段チャージがかかると言う。

階段は何段あった?
うーん。 35段ぐらいかな?
1段につき$1と言ってるよ。

一律に$10とかの追加なら分かるが、1段で$1は前代未聞。
35段なら$35だが、無論数えたことなどなく、とっさに適当な
数を口にしただけだ。 実際はもっとある可能性が大・・・。
SFのビクトリアンハウスは道から階段を上がったところが
「1階」となっている。
入居するのは「2階」。 しかも天井が結構高いのだ。
とんでもないことになった。


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2007年02月24日 | Comments(2) | はらんばんじょー

チョコホリック

今日はチョコレートをギブアップしないのかな?
聞いてみたが答えはもちろんノーだった。(笑)

今日はAsh Wednesday(=灰の水曜日)
ゴミを捨てに外に出ると、額がうす汚れた人が通り過ぎ、
そう言えば昨日はマルディグラだったな・・・と気が付く程度の
認識ではあるが、キリスト教徒、特にカソリック信者にとっては
一番重要な休日イースター(復活祭)に繋がる春先の
行事である。

長いこと額の「汚れ」の意味が分からなかったのはもう昔話。
英語では"Fat Tuesday"(=太った火曜日)と呼ばれるマルディグラの
翌日の水曜日、礼拝に行き、額に灰の十字架(写真参照)
付けてもらい、イースターに向けての断食が始まる。
カーニバルとは「肉よさらば」との意味だったのだ。

断食と言っても現在は灰の水曜日とGood Friday(=聖金曜日)
だけ、肉類やアルコール、食事の量を控える程度に緩和されて
いるようだ。
元カソリックのボーイに聞いたところ、人によっては嗜好品を
断つとか汚い言葉を使わないなどの節制を行う期間でも
あるらしい。(なぜ汚い言葉をこの機会にきっぱりと止めないのかは
不明)(笑)


ちなみにボーイの大好物はチョコレートなのだ。
中でもSFみやげには欠かせないギラデリのダークチョコレートが
好きで買うと一日で一袋(10個入り)が消えてしまう。
いつも食べたいと思った時にはもうなくなっていて、食べ損なう
シティガールとしては面白くなかった。(笑)

そこへアウトレットでギラデリチョコが安く手に入るという
タイムリーな情報が飛び込んだ。
ギラデリと言えばSFウォーターフロントのギラデリスクエアが
有名だが、工場がイーストベイにあったとは。


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災い転じて・・・

それは一昨日の朝のことだった。
ひと仕事終えてシャワーを浴びようといつものように水栓を
捻った。

アメリカ式給湯は瞬間湯沸しではなく、24時間沸かしては湯を
タンクに貯める形式なので、時と場所によっては暖かいお湯が
出てくるまで時差がある。
いきなり入ると思わぬ滝修行をする羽目に陥る。
まず、お湯を放出して、熱さを確認してから入るのが
シティガール家の常識。

ぼーっとスタンバイしていると、

ドドドドーーーーーッ!

途端に蛇口から出てくる水の色が変わり、勢いよく黒い水
噴き出した。

な、 な、 な、 なに 

とっさに水を止めたが、バスタブはすでに真っ黒になっていた。
20070214061328.jpg (お見苦しくてすみません)

ひぇーーーーっ。

ここはベイツ・モーテルか?
悪夢のようだ。


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行かずに死ねるか

行かずに死ねるか: 旅へのいざない(Yoshiさんお得意の口上拝借)

20070209061019.jpg
世界一周航海途中の豪華客船、Queen Mary 2(QM2)
SFに寄港した。

かなり前から入港スケージュールの細部まで詳しく報道され、
大フィーバーの予感。
先月末、来航した姉妹船Queen Elizabeth 2は「船内で
ノロウィルス」の不名誉ニュースだけだったのと比べても
破格の扱い。
サイズが違うだけでこうも違うものなのか・・・

船の長さ1132フィート(345m)は世界最大級。
トランスアメリカ・ピラミッドの高さより280フィート長い」だの
「テレグラフ・ヒルの4倍」だのと聞いたところで巨大さの実感は
サッパリ。(笑)

さらに調べてみた。
* ワシントンモニュメントの2倍以上
* エッフェル塔より147フィート長い
* ビッグベンの3倍以上
* エンパイアステートビルより117フィート短い
* 21階建ての建物とほぼ同じくらい
* ダブルデッカーバス36台分の長さ
う〜む。

モノサシ自体が違うような。(笑)
日本だったら霞ヶ関ビルや東京タワーとでも比較するのだろうか。
数ブロック離れた所に住み、毎日見上げていたエンパイアステート
なら、少し分かる・・・ような気がするだけだ。(高すぎて最先端まで
見えなかったし)(笑)

だいいちタテのものをヨコにするのが難儀。

女王様のご来訪とあっては、ひとまずお迎えに伺わなければ。
橋の展望スポットの見晴らしのいい場所に陣取り、冷たい潮風に
晒されながら待つこと2時間。
寒い日ではなかったが、手袋と帽子、イヤーマフも持ってくるの
だったとほんのちょっと後悔。

ヘリコプターが橋のあたりを低空飛行しはじめると、待機中の
消防艇が歓迎の噴水をあげるのが見えた。
20070209060717.jpg

来た〜!
舳先が現れ、消防艇の先導でゆっくり橋に近づいた。

水深が浅く、複雑な海流が渦巻く湾内にクイーンを迎え入れる
プランは3年の年月をかけて綿密に練られたという。
ベイパイロット(水先案内人)の腕のみせどころだ。

船上27フィート(約8m)の隙間を残して橋下を通過。
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美しい!

単に巨大というのではなく、歴史を感じさせる優雅さと風格。
タグボートに脇を守られ、難関アルカトラス島付近を滑らかに行く。
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★はタグボート (写真クリックで特大画像表示)

数百のヨットが、観光船が、カヤックが、艦艇が後を追う。
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こちら追っかけ組

この後、潮が満ちるのを待ち、無事桟橋に横付け成功。
船底と海底間はほんの70フィート(約21m)、橋をくぐってから
4時間が経過していた。
夜空に浮かぶイルミネーションもMagnificent!

港で食材や燃料を積み込み、SFの経済に莫大な貢献をして
伝説となった女王は翌日の夜、ハワイに向けて出航した。




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2007年02月09日 | Comments(4) | Trackback(0) | S.F. Daily
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