It's a Good Thing!

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男の料理に大活躍したBBQグリルをスペースの都合で
手放して以来、それまでボーイ3対シティガール7の比率で
分担していた食事の仕度が、1:9ほどに後退してしまった。
手抜きレシピの開拓が2007年の最優先課題となっている。
特に応用の利くパスタは究極の手抜き料理として不可欠。

料理番組で紹介されたパスタレシピにチャレンジしてみた。
半茹でのペンネプロヴァンスのハーブ風味にグリルした野菜と
チーズを加え、マリナラソースを絡める。

決め手はチーズ。
TVではスモークモッツァレラ、フォンタナ、パルミジャーノ・
レッジャーノの3種類が入っている。

パック入りのおろしチーズ(*)も売っているが、チーズの種類が
限られてしまう。
せっかくなのでレシピどおりに固形チーズをすりおろすことにした。

大根おろしに使っている日本製おろし金では粉状になり、うまく
いかないので一般的なステンレスのgrater(*写真参照)
買ってきた。
grater.jpg
穴のサイズが一番大きい面でやってみると、あら不思議。 
チーズうどん(笑)がざくざく出てくるではないか。

素晴らしい〜。 さすがイタリアン
才能を見込まれ、これからのチーズおろし担当はボーイと決定。(笑)

これもついでにゲットしたzester(*)で粉チーズも楽々。
このzesterはレモン皮やチョコレート、ナツメグなど幅広く
使えてデザート作りがぐんと楽しくなりそう。

耐熱皿に移して高温で焼くこと25分。
カリカリと焼けた表面。 中はとろけたチーズが絡まり
しっとりしたパスタと野菜がこれまた絶品だった。
モッツァレラのスモーキーな味が効いている。

Cheesy!(=チーズっぽい。お粗末という意味もあり)

シチリア島から移民してきた祖父母を持つためか、イタリアンの
味だけには何故かうるさい味見係も絶賛(なのか?)
(「お粗末」はこの場合に限り褒め言葉です)(笑)
ゴージャスなのにラザニアほどの労力はかからず、手抜き度も
満点。 ひさびさの大ヒットだった。

みなさんもとっておき手抜き料理レシピがありましたら、
教えてくださいね〜。


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2007年01月25日 | Comments(0) | Trackback(0) | K流お料理術

Consignment

Consignment: 委託販売

引越しの準備に追われていた頃、不要になった衣類と家具を
行きつけのリセールショップに持っていった。
"Thrift shop:"と呼ばれる中古品販売店の多くは慈善団体が
資金集めの一環としてボランティア経営している。
不要品を処分することで心ばかりの社会貢献が出来る
(とは大げさだが)だけでなく、寄付した分は年度末のtax returns
(*えーと。所得税調整のあれ、なんでしたっけ?)で控除できる
特典も(笑)ある。

最寄の商店街に軒を連ねる中でもリッチなパトロンが多く
掘り出し物の多いここがお気に入りだ。
ショーウィンドーを飾る選りすぐりの品々はアンティーク店
顔負け。
週変わりのウィンドーのディスプレー品を買う権利は、
早いもの勝ち。
ディスプレーが変わる日には朝から店の前に列ができる。
そういえば、忘れかけていたが我が家の食卓を照らす
シャンデリアも、ここで見かけて珍しく気合を入れて
並んだのだっけ。
20070119090220.jpg

SFから離れ、しばらく疎遠にしていた間に店の焦点は
衣類から家具に変わっていた。
boutique.jpg20070119090245.jpg
(今日の店内)

以前の古着ショップからゴージャスな応接セットや新品同様の
ボーンチャイナ、クリスタルなどが並ぶお洒落なブティークへ。
その華麗なる変身ぶりに目を疑った。

ボランティアの店員に聞くと、寄付だけでなくモノによっては
委託販売の道もあるとのこと。
丁度その日持ち込んだものの中には和器セットなど
未使用のものも種々あった。
少しばかりの手数料で売ってもらえるのならラッキーと
鑑定してもらうと、いくつかを選り分けリストにしてくれた。
売り上げがあれば月に一度小切手を郵送するとの話だった。

それから間もなく小切手が送られてきたのを皮切りに
毎月、少額のお小遣いが舞い込むようになった。
このような形での「寄付」なら嬉しいと次々に荷物を運び込んだ。

が、行く度にディスプレーの品に目が眩むのが難点でもある。
実は初めての収益があった直後に、店頭にこれ見よがしに
飾ってあったパソコン用デスクとファイルキャビネットを
買ってしまったのだ。(笑)
20070119090252.jpg 角にも置けるスグレモノ。

危ない、危ない。
そう言いながらも小さな「社会貢献」が止められない。

Pハイツ(6) 中休み

初めての方へ:「Pハイツ」はあるベイエリア在住家族の
引越しドラマを綴るシリーズです。 かなり長くなりますが、
できれば第一話からどうぞ。


かくかくしかじかでアパート中がモーレツな臭い
なんですよ。

「おーまいがっど!」

死臭みたいなのがこびりついていて、冷蔵庫はもう
使いものになりませんよ。

「おーまいがっど! 買い替えなくちゃ。」
(↑こればっかり!)

ペンキの方の進展は?
「それがねぇ。 見積もりが来たけど9千ドルなのよ〜。 
どうしたらいいのかしら?」
OH MY GOD!

その頃にはもうサビナの無能力ぶりにすっかり慣らされ、
いちいち驚いたりしなくなっていたが、この時ばかりは
思わずのけぞった。
作業の見積りが高いと泣きつかれるとは。
気持ちは分かるが、借り手であるこちらには全く関係ない
話である。
それに、自宅プロジェクトでプロを雇った経験からしても、
この表面面積でこの値段は特に驚くことではない。
金額だけに注目すれば大金だが、こんなものなのだ。
相場を知らないために組んだ予算が少なすぎるのだろうか。
これではいつまでたっても請け負ってくれる職人は
見つからないわけだ。

いくら所有する自宅があって住む場所には困らないとは言え、
待機するのにも限度がある。
私たちは6月に引っ越したかったのだ。
その後、貸し家にする自宅の収入を見込んでいた。
こちらにはこちらの都合があり、モヤモヤを抱えたまま
先行き不透明な生活を続けるのにも疲れていた。

目標がないとこれまで通りの悪循環が続き、ますます長期化
するのは目に見えている。 
この辺で一応期限を設けるべきだろう。
未だ及び腰のボーイに代わって、問題点と要望を盛り込んだ
文書を作成し家主に送った。
何かあった時のためにも、書面化しておくのは契約社会の
アメリカではごく当然のことでもある。


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2007年01月16日 | Comments(0) | はらんばんじょー

プルートのリベンジ

My Very Eager Mother Just Served Us Nine Pizzas.
私のとても熱心な母がたった今9枚のピザを出してくれた。


意味不明のこの文は惑星の順番を覚えるのに定着している
語呂合わせだ。
太陽系の内側から順にMercury(水星)、Venus(金星)
Earth(地球)、Mars(火星)、Jupiter(木星)、Saturn(土星)
Uranus(天王星)、Neptune(海王星)、そしてPluto(冥王星)
頭文字をつなげて無理やり文にしたもの。
「電話はヨイフロ」や「西向くサムライ」など日本でも、特に
受験生にはおなじみのあれである。

遠い昔に歴史年表や化学記号をこうやって覚えた記憶が
あるが、主に試験直前の一夜漬けだったため何も
思い出せない。(笑)
ためしに語呂合わせを検索してみた。
「鎌倉にいい国を」「以後良く広まるキリスト教」
覚えているのはこれだけ。 (笑)

いや、覚えていないのではなく見覚えがないと言うべきだ。
「以後死ぬまで苦しむキリスト教」「嫌なゴミ、ペリーさん」
「信長のイチゴパンツ」(笑)・・・なんじゃ?
もはや昭和ではないと痛感。
昭和時代終盤の1981年に渡米移住したのを境に、日常使う
日付は西暦に切り替わり、平成の年号には全く無縁の身。
感覚が古いのは致し方ない。(笑)

どこに居てもどっちみち物ごとは日々恐ろしいスピードで
古くなるのだ。
冥王星プルートは最近惑星の座を失い、新しい暗記法が
必要となった。 やれやれ。
母は今度は何を出してくれるのだろう? ヌードルかも。(笑)



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光輝く門 (Golden Gate)

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「HAPPY NEW YEAR」と言うけど何がハッピーなのだろうね?
新年早々放たれたカーブボールを誠実に受け止め
ボーイが言った。
ハッピーはこれからだよ。

暦よりも宗教上のホリデイを重んじるアメリカ。
お正月イベントは大晦日のカウントダウンパーティーと
花火ぐらいで翌2日から平常ライフに戻る。
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橋のたもとには半旗。 風ひとつ吹かない中、星条旗が
悲しみに萎れる。 首都では元大統領の国葬が行われていた。

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人影まばらな1月の海岸。

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重なる雲の合間から光がさし込み、海面を照らす。
スポットライトを浴びてそこだけ輝く。
茜色がほのかに混じり、暗い中にもきれいな冬の空。

20070105060531.jpg
が、常設標識の"RIP CURRENTS"(=離岸流)の文字と
画像が物語るように、水面下で渦巻く激しい流れがあり、
これまでに幾人もの犠牲者が呑み込まれた。


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