"READ MY LIPS: No new taxes on pig ears!"
村長選が今年もやってきた。
「ペット村長を狙う8匹」
ローカル新聞トップのタイトルに「おや?」
去年までは確か「Doggie Mayor = 犬の村長」だったが。
勢ぞろいした立候補者の面々の中に一匹、猫が混じっていた。(笑)
さすがEqual Opportunity (平等の機会) を建前とするアメリカ、
村長選を犬だけに限っていたのは差別といえば差別だった。
動物病院の主催する資金集めとあればなおさらだ。

7匹の犬に対抗して勇敢にも出馬した唯一の猫候補 Calypsoちゃんに
会いたくなり結果発表会場に出かけてみた。
ビレッジ(村)では毎週日曜の朝、ファーマーズマーケットが開かれる。
農家直売の野菜や焼きたてパンを売るテントが並ぶメインストリートを
歩くと選挙最終日のせいか、居るわ居るわ・・・犬が大勢お買い物に
来てらっしゃる。(正確には「犬連れの買い物客が多数」とするべき)(笑)
一角には「ポチ・パーキング」なるものが。

犬の託児所みたいなもので買い物の間、面倒を見てもらえる。
ゲージの中を覗き込むと寂しげにハウリングするコヨーテ、じゃなくて
ワンコが一匹。 こちらを見つめるシャギードッグも。

心を鷲づかみにされ、ポチ駐車場(と言うのか・・・?)でしばし
見知らぬ犬たちと見つめあう。
そうだ、Calypsoちゃんに会いに来たんだ!
我に返り、発表会場となる真向かいのブースに向かう。
ここも犬だらけ。 候補者は最後のお願いに熱が入る。(笑)
一枚の紙を渡され、見ると「Muffieの公約」とあった。

"Read my lips" (よく聞いてください) とは1988年の立候補受諾
スピーチで元大統領ジョージ・H・W・ブッシュ氏が使ったあまりにも
有名なフレーズ。 "No new taxes."(増税はしません)と続くのだが、
候補者Muffieの公約には「pig earsの増税はしない」とあった。(笑)
(ブッシュ元大統領の"Read my lips"はここの写真下にあるリンク先で
聞くことが出来ます)
会場は押し合い圧し合い、立っていると「清い一票を」と立候補者たちが
足元にすり寄って鼻を押し付ける。(笑)
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