ペット村長選


"READ MY LIPS: No new taxes on pig ears!"


村長選が今年もやってきた。

ペット村長を狙う8匹」
ローカル新聞トップのタイトルに「おや?」
去年までは確か「Doggie Mayor = 犬の村長」だったが。
勢ぞろいした立候補者の面々の中に一匹、猫が混じっていた。(笑)
さすがEqual Opportunity (平等の機会) を建前とするアメリカ、
村長選を犬だけに限っていたのは差別といえば差別だった。
動物病院の主催する資金集めとあればなおさらだ。
calypso.jpg Calypsoは歴史を塗り替えるか?
7匹の犬に対抗して勇敢にも出馬した唯一の猫候補 Calypsoちゃんに
会いたくなり結果発表会場に出かけてみた。
ビレッジ(村)では毎週日曜の朝、ファーマーズマーケットが開かれる。
農家直売の野菜や焼きたてパンを売るテントが並ぶメインストリートを
歩くと選挙最終日のせいか、居るわ居るわ・・・犬が大勢お買い物に
来てらっしゃる。(正確には「犬連れの買い物客が多数」とするべき)(笑)

一角には「ポチ・パーキング」なるものが。
20060628074445.jpg
犬の託児所みたいなもので買い物の間、面倒を見てもらえる。
ゲージの中を覗き込むと寂しげにハウリングするコヨーテ、じゃなくて
ワンコが一匹。 こちらを見つめるシャギードッグも。
pooches.jpg
心を鷲づかみにされ、ポチ駐車場(と言うのか・・・?)でしばし
見知らぬ犬たちと見つめあう。

そうだ、Calypsoちゃんに会いに来たんだ!

我に返り、発表会場となる真向かいのブースに向かう。
ここも犬だらけ。 候補者は最後のお願いに熱が入る。(笑)
一枚の紙を渡され、見ると「Muffieの公約」とあった。
20060628080701.jpg

"Read my lips" (よく聞いてください) とは1988年の立候補受諾
スピーチで元大統領ジョージ・H・W・ブッシュ氏が使ったあまりにも
有名なフレーズ。 "No new taxes."(増税はしません)と続くのだが、
候補者Muffieの公約には「pig earsの増税はしない」とあった。(笑)
(ブッシュ元大統領の"Read my lips"はここの写真下にあるリンク先で
聞くことが出来ます)


会場は押し合い圧し合い、立っていると「清い一票を」と立候補者たちが
足元にすり寄って鼻を押し付ける。(笑)

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親切とは?

リーダースダイジェスト最新号によると世界で一番親切なのは
ニューヨークの人間なのだそうだ。
世界各地の35都市で「ドアテスト」(後に続く人のためにドアから
手を離さずに待っていてあげるかどうか)、「書類ドロップテスト」
(落ちた書類を拾ってくれるかどうか)、「サービステスト」(店員は
買い物をしたお客にお礼をいうか)で実験した結果という。

12年のマンハッタン生活体験でニューヨーカーはRUDE(=態度が
悪い)
との印象のあるシティガールにとって(笑)、「世界一親切な
ニューヨーカー」とはそれまでの見解一切を否定されたような
衝撃があった。
だが、2位チューリヒ、3位トロント、ベルリンとヨーロッパの都市が
上位を占め、アジア諸都市は22位のマニラを筆頭に9都市が下位に
固まる全体像を見るとうなずけてくる。
(ちなみに東京は明らかに調査対象外、最下位はムンバイだった。)

調査にそれと知らずに協力させられた人の自己分析に「こうする
ものだと躾けられた」とある通り、騎士道精神、レディーファーストの
欧米と男尊女卑のアジアとの差がそのまま住人の行動に現れたように
見受けられた。
同時に「ドアテスト」や「書類ドロップテスト」のような時間的、空間的
余裕の求められるタイプの善行を親切度のモノサシとするのは、
文化の違う国の人間にはちょっと不公平なのでは?との疑問も。
日本人だって決して冷淡ではなく、どちらかというと情に厚く
礼儀正しい部類だと思うのだが、このテストでは間違いなく下位に
ランクされてしまうだろう。

まあ、当の雑誌も認めている通りなんの科学的根拠もない調査
だから深く追求はしない。
と、ここまでは前置き。(笑)

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2006年06月23日 | Comments(4) | Trackback(0) | ボーイ流

不具合?

タダイマ〜 (へろへろ)

東部から帰ってきたボーイを見て衝撃を受けた。
両脇には松葉杖。
入り口で靴を脱ぐと四つん這いになって這い出した。
ふくらはぎとアキレス腱が痛むので足に力を入れることができず、
自力で歩けない。
トラックのドアに足を挟まれたとは聞いていたがこれほど重症とは
想像もしなかった。

・・・
2週間留守だったので冷蔵庫は空っぽ。
恒例のfire inspectionの期限が迫り、他の用事も溜まっている。
普段乗り回しているのはマニュアル車。 運転がダメだとどこにも
行かれない。

幸いその後のテストで異常のない右足を酷使して運転は何とか
なることが判明。
スーパーまで行けば店には備え付けの車イス付きカートがある筈だ。

15年ほど前に成立したADA(アメリカ障害者法)で、国の機関をはじめ、
雇用主やサービス業(病院、銀行、ホテルなど)などは
サービスの提供に当たって障害者が必要とする補助手段の提供も
義務付けられているのだ。

例えば聴覚障害者なら医者などにかかる場合、希望すれば
手話通訳をつけてもらうことができる。
視覚障害者なら美術館などで展示についての説明の入った
オーディオテープを借りられる。
公共の建物は車イスでも自由にアクセスできるように階段代わりの
ランプやエレベーター、身障者用トイレなどの設置が求められる。
これらの補助サービスは原則として無償で利用できる。
身体の一部に障害があっても、日常生活上の用事は健常者と
変わらない。
出来るだけのことは自力でやりたいと誰もが思っている。

スーパーに行ってみた。


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ペットコンテスト

ワインカントリーで開催されるカントリーフェアのイベントに
「世界で一番醜い犬コンテスト」なるものがある。

どの程度「醜い」のかは昨年まで堂々の三連覇を誇るSam君
(Chinese Crestedと狆の混血) をご覧頂くとして・・・
今年も我がペットこそはと名乗りをあげたオーナーが14名。(笑)
遥かニューヨークやフィラデルフィアからの参加も。

「出来の悪い子ほど可愛い」との視点から行けば「醜いほど
かわいい」
とも言えるのかもしれない。

投票はオンラインで進行中。
ところが、ハッカーがセキュリティーを破って侵入し投票結果を書き
換えるスキャンダルが先月発覚。 投票は仕切り直しとなった。

6月9日(現地時間)現在、Munchkinちゃんが8312票を獲得して1位、
後を追うVictoriaちゃんは7977票、不正で4万票を消されるまで
トップを独走していたPee Weeちゃんはロスが響いて4813票の4位。

オンライン投票は23日の午後6時半(同)まで受け付けている。
メルアドを記入するだけで誰でも投票できるのでみなさんも
ご贔屓のワンちゃんにご一票どうぞ。 (セントラルマーケットでの
ディナーが当たります。)


チャンピオンは23日、フェア会場にて発表される。
チケットはとっくに売り切れた模様。(残念〜)
11月に14歳でこの世を去ったSamちゃんに代わって
「世界で一番醜い」栄冠を手にするのは誰かな? 

魂のチキンスープ

風邪や具合の悪い時のホームレメディー(民間療法?)として
根強い人気を誇るチキンスープ。
スープ自体の治療効果は証明されてはいないが、「食べるとほっと
する」comfort foodであり、『精神的に安らぐもの』の代名詞と
しても定着している。
心温まるストーリーを集めたシリーズ本 "Chicken Soup for the
Soul"もある。 (日本語版はこちら)

ボーイが寝込んだ時、珍しくチキンスープを飲みたいとリクエストが
あった。
レパートリーにはないが、カレーと同じ手順でルウの代わりに
ブイヨンを入れればいいさ♪と手軽に引き受けた。

キッチンでお鍋に水を入れて冷蔵庫を物色しているとボーイが
覗き込んで、

ガーリックをたっぷり入れてね。

おや。 材料にまで口を挟むのはかなり珍しい。

ガーリック? (そんなのカレーには入ってませんけど)

どうやら具体的に思い描いているものがあるようだ。

まずチキンをじっくり焼いて・・・

へっ? そんな面倒な・・・

一瞬の沈黙。

すると、自分で作ると言い出した。
『理想』のチキンスープにはありつけないと薄々悟ったらしい。(笑)
その日、病み上がりとは信じがたい情熱を持ってしてボーイが
作ったオリジナルチキンスープはとても美味しかった。
20060606052420.jpg ボーイ流 魂のチキンスープ♪


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2006年06月06日 | Comments(2) | Trackback(0) | ボーイ流

黒い未亡人 - ホラー

耳の後ろに痛みを感じて目が覚めた。
激痛ではないものの枕にその部分が触れると痛い。
触ってみるとなにやらこぶ状に腫れている。
蚊にでも刺されたのかな?
その時は特に深く考えず寝なおした。

翌朝、鏡を見て唖然とした。
額には4ヶ所虫さされのような盛り上がった傷。
髪の生え際と瞼にも赤いブツブツが出来ている。
しかも、瞼と耳の後ろがかなり痛い。 
耳の内部に疼くような痛みがある。

なんだろう?

蚊? ノミ? ポイズンオーク
ボーイと額を寄せ合い原因究明の家族会議に乗り出す。
全然痒くないんだけど・・・
痛いのなら蜂かな?
そう言いながらも、これだけ刺されて気が付かないのはおかしいと
ボーイは納得がいかない様子。
実際、変だとは思ったが一応患部を冷やして様子を見ることに。
腫れと痛みは翌日も続いたが、室内で一匹のイエロージャケット
目撃されたことでそれが犯人という結論になんとなく落ち着いていた。

思いがけない展開は3日目の朝、待っていた。
それまで小さな掻き傷しかなかった額の真ん中に
特大たんこぶが現れたのだ。
瞼もいよいよ腫れあがり左の目は半分しか開かない。
鏡に映る顔はまるで目にパンチをくらったボクサー。
さすがに二人とも危機感を抱き、その足でERに駆け込んだ。

部屋に蜂がいたこと、今朝突然ひどくなったこと・・・簡単に
説明するとドクターは「原因不明の化膿」と抗生物質を
処方してくれた。
ハチとの関連性は可能性としてはあるが断定は出来ないと言う。

その夜、横になっていると眉毛の辺りを虫が這う感触がした。

ま、まさか!


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