看板猫は新種

ガーデンショップのレジ台上の「専用部屋」でお昼寝中の
「ファントム」(幻)ちゃん。

Phantom.jpg



一通り園内を回った後は買い物の有無にかかわらずファントムちゃんに挨拶に行くのがお決まりのコースだ。
店の中を歩き回っている時もあるが、だいたいはこの専用スポットで
悠々と爆睡している。 
いじりたい衝動を我慢して寝ている黒頭巾の頭をじっと見ていると
籠に貼り付けられている注意書きがふと目に留まった。

「猫草属 家畜科 'ファントム'」(日本語訳 by シティガール)
なんちゃってラテン語の「植物名」につい顔がほころんだ。
ガーデンショップの植物に付いている、育成情報が書かれた札と
同じ形式だった。(笑)
植物名は「国際植物命名規約」に従ってラテン語で表記するのが
一般的だが、"Felix Domesticus"とは全くのでたらめラテン語。
英語は語彙や文法の面でラテン語から多大な影響を受けているため
意味がなんとなく通じるのがまた可笑しい。
Single quotation marks( ‘ ’)で囲まれた品種名(ファントム)
それらしくて結構。

「日当たりが良くても日陰でもOK」
「肥料はたっぷりと」
「水は控えめに」
「世話
(grooming 毛繕いという意味もある)はほどほどに」・・・

指示を無視してそばに置いてあるブラシで頭をなでてやると
面倒くさそうに目を開いた。(笑)
嫌がるそぶりはなく、気持ち良さそうに身を任せている。
かと言って媚びるわけでもなく、ただ自らの世界に浸る姿には
王者の風格。
籠の中をまさぐると、身体の下から紐やらねずみのおもちゃやら
出るわ出るわ、いくらでも出てくるのをいいことについ長居して
遊んで頂いた。(笑)

温暖な地中海式気候に恵まれ、ガーデニングが盛んなベイエリアで
家庭菜園用の野菜やハーブの苗を調達する店は多数ある中、
ずばりこの子に会いたくて足繁く通っている。 

バレンタイン秘話(?)

スーパー脇で目に付いたこのウィンドウ。

storefront.jpg


バレンタインデーの飾りつけ?
でも、ここカードショップでもチョコレート屋でもなくオフィスだけど?
派手派手しさに釣られて近寄ると

20060220074336.jpg

Kristinaと個人名が。
ああ、ここにも恋に狂った男が一人。(笑)
"I love you"
"Happy Valentine's Day"

と続き、最後のパネルには・・・

20060220074356.jpg

Nateさんからのプロポーズの言葉があった。

オフィスの許可を得て前夜、仕事が終わってからわくわくそわそわ
誰も居ない暗い路地でどんな気持ちで絵付けをしたのだろうか。
翌朝出勤したときのKristinaさんの反応が見たかったような。(笑)

ローカル新聞によるとKristinaさんはその場で受諾したとあった。
(一面トップの扱いでした) (笑)
愛情表現の演出にこれほどまで心を砕くのは、とってもアメリカ的。

赤い花、白い花

20060216100806.jpg


バレンタインデー。
日本では女性がチョコレートを配る日(笑)らしいが、アメリカでは
愛情を表現する日として老若男女を問わず誰もが楽しめる。
プレゼントもチョコレートのみとは限らず、花、アクセサリー、
風船と多種多様。 
男性は平均$163、女性は$85遣うとのデータもある。
ロマンチストなのか、それとも恐妻家なのか、当日のショッピング
モールで買い物をしていたのは圧倒的に男性が多かった。(笑)

「花」のプレゼントはバラ、それも深紅のロングステム(*)ローズが
人気。
それを見透かしたように、当日になるとバラの値段が天井も破る
勢いで吊り上がる。 
高くても飛ぶように売れるから拍車がかかるばかり。

だが何も世間と一緒になってコマーシャリズムに踊らされることはない。
チョコも宝石も花も要らないと早々と結婚前に「お互いプレゼントなし」
協定を押し付けた堅実派シティガール。(笑)
対して、ロマンチストのボーイはやはり何らかの形で祝わないと
気が済まないらしい。

今年は紅花のランチで合意に至った。
シェフがお客の目の前でショーマンシップ豊かに鉄板焼き料理を
準備する独特のスタイルでアメリカ人に根強い人気がある。
味も日本料理というよりは、アメリカ人向けに改良されているかと思う。
店内も第一号店がマンハッタン(NY)にオープンして間もない頃に
父に連れられて度々出かけた時から殆ど変わらない。
Benihana.jpg
「紅花とはどういう意味?」ボーイに質問されて「赤い花」と難なく答えた
・・・つもりが、
「どの赤い花?」と追い討ちをかけられシドロモドロ。
ベニハナ」って英語で何ていうのだっけ。
店のロゴにそれらしい花が付いているのだが、デザイン化されていて
それから花名を連想することが出来ない。
日本語名が分らない事はよくあるが、英語名が出ないのは初めて。
帰宅後調べると調味料として常用しているサフランだったのには
拍子抜け。 末摘花とも言い、染料としても使われるとあった。
(注:その後の調べで正しくは「サフラワー」だったことが判明。
お詫びとともに訂正いたします)


何を隠そう、シティガールは赤い花(特に深紅のバラ)が嫌いなのだ。
スーパーで売っている安っぽい花束には赤や黄色の花が多いが
これだけは勘弁して欲しいと常日頃から思っていた。
夕方散歩から帰ったボーイが手にしていたのは・・・



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2006年02月16日 | Comments(0) | Trackback(0) | S.F. Daily

波まかせ(続編)

Mavericks.jpg
Pillar Pointの沖合いは大波が押し寄せるサーフィンスポットだ。
オーシャンビーチやサンタクルーズなどリクリェーションとしての
サーフィンは楽しめる地域はあっても、西海岸にはワイメア湾(オアフ島
ノースショア)
のようなビッグウェーブは来ないと長いこと思われていた。
1975年のある日、地元のサーファーがそれまで見た事のない
巨大な波に遭遇して以来、サーファー仲間の間で広まった「伝説」は
冬の嵐の直後に怪物ウェーブが起こるのが実際に観測されると
一躍「メッカ」となりサーフィン世界地図に載った。

ここで年に一度行われるサーフィンコンテスト
波の発生は気象条件次第。 いつ開催されるかは誰にも分からない。
予選を潜り抜け選ばれた24人の男たちは24時間前に開催を
知らされると世界中から駆けつける。

平日の朝はラッシュアワーでイーストベイから片道3時間はかかると
読んだが、7時AMというのに想像にも勝る渋滞でホステルからPillar
Pointまでの2マイルほどにパーキングを探すのも入れて45分ほど
費やした。
家から40マイルも離れていない近場で一夜を過ごしたのは大正解。

飛行場の脇に車を置いて岬下までの遠い道のりをてくてく歩き出す。
まるでお正月の明治神宮のような賑わいだ。
前日の「ローカルな漁村」とか「映画のワンシーン」の面影は皆無。(笑)
20060214090214.jpg
海岸は立ち見オンリー(笑)
・・・というのではないのだが、沖合い半マイル(0.8km)地点での
コンテストの様子を見るには立つ以外にない。
wave.jpg
白い大波がしぶきを上げて岩にぶち当たり砕け散る。
船が停泊している辺りを目を凝らして見ると時々波の間に黄や赤の
ボードが浮き沈みするが、サーファーはゴマ粒大。
上空を滑るヘリコプターを目印に双眼鏡ごしに覗くと海の上で
跳ねているノミのようだった。(笑)


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2006年02月14日 | Comments(0) | Trackback(0) | S.F. Daily

波まかせ

ラ・ニーニャの影響なのか、2月に入って暖かい日が続いている。
いつもなら3月いっぱい降り続く雨があがり、白梅が一斉に咲いた。
珍しく気温は77°F(25℃)もある。(新記録樹立)
夏でも殆ど出番のない半袖Tシャツを引き出しの奥から引っ張り出す。
衣替えをすると海に出かけたくなった。
Collage.jpg

ベイブリッジを渡ってSF市内を横切り西端のオーシャンビーチへ
出る。(マップ参照)
心地良い潮風。 ふるさとに繋がる太平洋。
SFの海は一見穏やかに見えるが強い底流で遊泳禁止になっている。
勝手知ったる海岸沿いの景観道路Route 1だがいつ来ても観光気分に
させてくれる。
Daly Cityを過ぎると突然道の両側に上にも下にも切り立った崖が
出現する。
20060212025525.jpg
地崩れとスリップ事故多発地点として悪名高いDevil's Slide
(悪魔の地滑り)だ。
崖の下は岩礁と荒海。 一歩誤ればまず命の保証はない。
曲がりくねった狭い道路に胃はきりきりしながらも、危険と
隣り合わせの美に心はすっかり奪われている。

20マイルほど南下して目的地のハーフムーン湾に着いた。
その名の通り半月の浜のあるローカルな漁村。
船の並ぶマリーナとシーフードレストランと小さなメインストリートの
町並みの他は農場と牧場の素朴なエリアだ。

セスナ機専用の小さな飛行場のある角で曲がりPillar Pointへ向かう。
岬の先端から海を眺めようと思ったのだが、一等地には空軍施設が
でんと居座り張り巡らされたフェンスに行く手を阻まれた。
やむなく岬の真下まで海岸を歩いた。
20060212025554.jpg
人影のまばらな平日の浜辺はまるで映画のワンシーン。
砂浜にブランケットを広げて、遠くの沖で波がうねるのを
見ながら持参のサンドイッチを頬張る。
近くに美味しいレストランもあるが、海辺でのピクニックランチは
いずれにも勝るとも劣らないと自己満足♪

夕闇が迫るころモンタラ岬の灯台に隣接するユースホステルに
チェックイン。
灯台守の住居を再利用したホステルのプライベートルームには
ベッドと椅子一脚だけ。 至ってベーシックな簡易宿舎だ。
窓の下に海が広がるオーシャンフロント部屋なら上出来。(笑)
受付のあるメイン棟には台所と食卓、洗濯室、リビングルーム、
シャワー、トイレ、それにPCの設備などもあることはあるが、
夜遅く到着して早朝出発する寝るだけの宿にはこれで充分。



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2006年02月12日 | Comments(2) | Trackback(0) | S.F. Daily

Before & After

毎日大量に郵送されてくるDMの中にこんなものがあった。
20060206105611.jpg
レーザー・スキンケア・センターとあるのだが何かヘン。(笑)

さて、ビフォーとアフター写真の部分をズームしてみましょう。
20060206105653.jpg
これ(写真左)がこう(写真右)なると言うコトらしいが、見るからに、
明らかに別犬です。(笑)

こんなサービスがあったのか〜。
ペットだってお肌の手入れをしたいかも。
例えば・・・
20060206105830.jpg
シミ、美白とか。

例2
20060206104501.jpg
目の下のクマとか。

例3
20060206105956.jpg
変身願望とか・・・
いや、これはスキンケアと関係ないか。(笑)

所詮、虚偽広告だもの。 しかもこのセンター、人間専用だし。(笑)


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ピッカピカ

fireman.jpg

スーパーのあるショッピングセンターに行くとよく見かける
真っ赤な消防自動車。
と言っても、火災がある訳ではなく、スターバックスが
消防士たちの溜まり場(?)化している為らしい。
巨大トラックを楽々停めることが出来る広大パーキングエリアは
シロウト考えでも格好の休息場所だ。

昨日もピカピカのハシゴ車が停まっていた。
parade.jpg
独立記念日のパレードでもきれいに飾られて出陣するが、
本当にいつ見ても気持ちがいいほど磨き上げられている。
花粉、カビ、泥、鳥の糞、諸々がこびりつき放題の野晒し放置、
3ヶ月間無洗車のどこぞのボロ車(しかもボディは白!)との
落差も手伝って、つい羨望の眼差しでしげしげと見てしまう。
横では消防士さんがコーヒー片手に、これまたランチブレイクらしい
救急車スタッフと歓談していた。
消防車と救急車は必ずペアで現れるのは、世界共通?
20060202084241.jpg

消防車は究極のツールボックスだ。
車体には幾つもの扉がついていて、中には色々なツールが
このように効率よく収納されている。

後部に回ると頑丈ながっ。
hachet.jpg


さて、これは何のために使うのでしょう?


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