米国と日本を隔てる太平洋。 これまで幾度となく往復している。
世界屈指の(?)怖がりシティガールであるが、ラッキーなことに
飛行機恐怖症だけはレパートリー(笑)になかった。
乱気流でどれだけ揺れようが、風を肌で感じるオープンのアンティーク
バイプレーンだろうが、山あり谷ありのヘリコプター遊覧飛行だろうが、
ガタガタ震えている同乗の人々を尻目に全く平常心が失われる
ことはなかった。
「なかった。」・・・過去形である。
時を遡ること10数年、当時東海岸在住だった婚約者(つまりボーイ)を
訪ねた帰り、SFへ向けて大陸横断の機内に居た。
離陸後、機体は上昇から水平体勢に移行しシートベルトランプが
消えて、それぞれが好きなことをして寛いでいた。
シティガールもシートベルトを外し、座席を少し後ろに倒して楽な姿勢で、
リラックスしていた。
おなじみの折りたたみテーブルの上にはドリンクと持ち込んだ雑誌。
多少の揺れはあったがいつものことで気にも留めなかった。
と、その時。
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