アメリカ呆け

wagashi.jpg

日本の知人から箱詰めの和菓子が届いた。
可愛いパッケージの中に、薄グリーンの粉に包まれた
ぎゅうひのようなものが。
おっ、これはきな粉にくるまれたお餅の抹茶バージョンね♪
(そのくらいはシティガールにも分るのよ〜)(笑)
大好きな「ぎゅうひ」から一口齧ってみると

か、かたいっ!

なに、これ? 
周りが乾燥していて固めのゼリー菓子のような食感だ。
首を捻りながらも、滅多に食べる機会のない日本直送の
和菓子なので、疑問を追求することもなく一片まるまる食べた。
凝りもせずもう一個と袋の中を探る。
が、粉の中にはもう塊はなかった。
よく見るとお茶漬けのような丸い小さいあられは
入っているが、あとは殆ど粉末といってもいい。

袋には「抹茶あられ」とある。
ふうん、変わったお菓子だ。 粉が主体なのかしら?
きな粉餅とは明らかに違う。
粉を舐めてみたが、大した味でははない。(笑)
なんかやっぱりヘンだ〜。 あられに対して粉の量が多すぎる。

箱の中に入っていたしおりに多分頂き方の説明もあったの
だろうが、それは見もせずに捨ててしまった。
(普通、読まなくても食べ方は分りますよね?)
周りに教えてくれそうな人はいないし、わざわざ母に聞くほどの
用件ではない。(笑)

ちょっと考えた末、熱湯に溶かしてみたら葛湯っぽくて
けっこう美味しかった。
残りの4個はどのようにアレンジするか悩んでいる。(笑)
近頃、使用法や食べ方の分らないものが頓に増えているシティガールです。
2005年08月31日 | Comments(2) | Trackback(0) | S.F. Daily

所変われば・・・

表通りを隔てた庭で子供たちが走り回っているのがラティス塀と
木々の枝に囲まれた小さな空間から見える。
今日はいつもより賑やかだ。友達でも来ているのだろうか。
ぼんやり見ていると、黒っぽいモノがすすーっと通り過ぎた。
子供たちの動きのパターンとは明らかに違う。

なんだろう?

我に返り、目を凝らすと今度は細い長い、いやにすらっとした
こげ茶色の足が二組歩いていった。
日本のTVで前に(今はどうか知りませんが)見たことのある、
中に人間2人が入った張りぼての馬のような感じだけど・・・さて?
動物ごっこでもやっているのかしら?
こんな遊びはこちらでは見たことも聞いたこともない。(笑)

当然のことだが、目隠しの塀と周りの木々が邪魔でよく見えない。
窓に張り付くようにして全身を目にして待っていると
また「それ」が通り過ぎた。
つやつやとしてしなやかだ。


これって・・・


もしかして・・・?




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MY 板前(?)

bluefin_tuna.jpgBluefin tuna

シティガール宅では寿司は夫が握り、スパゲティは妻が茹でる
約束になっている。

「お〜 ご主人はグルメシェフ?」
「楽でいいですね」

・・・・・・。(これじゃまるきり夫を酷使する悪妻の図じゃない?)

ボーイお得意のこのジョークにこんな感じの反応が返ってくるが
説明不足だと心の中でちょっぴり憤慨する。

ボーイの専門は豪快な男の料理。
きめ細やかな調節を必要とするものは不得手だ。
茹でるだけの超簡単レシピ(スパゲティ)でも、お湯に加える
塩の量を誤ったり、茹ですぎたりするのだが、巻き寿司なら
酢飯を準備しておけば、器用にすのこ(*)を操り、魔法のように
カリフォルニアロールや鉄火巻が出現する。
握力の弱いシティガールには逆立ちしても出来ないワザだ。
意図せずしてイタリー系のボーイが寿司、純ジャパニーズ
シティガールがスパゲティという二人の文化的背景からすると
全く逆の役割分担が出来上がっていた。

先日、日系レストランのオープニング記念イベントでアメリカでは
珍しい魚の解体があり、マグロ2種のネタを少し分けてもらった。
Bluefin (クロマグロ)とyellowfin(キハダマグロ)のブロックを
ボーイが刺身専用の切れ味のいい包丁で大きめに切って握ってくれた
お寿司はさすがに新鮮で信じられないほど美味しかった。
2005年08月26日 | Comments(2) | Trackback(0) | S.F. Daily

命拾い

撤去することになったモントレーパインは標高400mの丘の上から
我が家を見つける貴重な目印でもあった。
「大人5人でやっと取り囲む程の直径」("Tall Tale")というボーイの目測には
誇張があるとしても、樹齢100年(推定)を超えるこの木が空高くそびえる
巨木であることに異論を唱えるものはないだろう。
ぐらぐらしている訳でも、枯れて今にも死にそうな訳でもない。
しっかりと根を張ってまっすぐ伸びた姿は荘厳でさえある。

我が家が木の根元から10数m下方に建っているのに比べて
お隣りは木の真横、しかも松の真ん前が寝室なのだ。
突然枝が降ってきたあの夜半、松の間(笑)で就寝中だった前オーナーは、
轟音に心臓が口から飛び出るほど驚いたらしい。 
(半径1/2マイル内で当のシティガールだけが眠りを妨げられることもなく、何日か経って
異変に気付くまでのほほんとしていた)(笑)

オーナーが変わり、エリックさん宅の寝室には来月生まれてくる
子供のために準備された新しいベビーベッドが窓ごしに見える。

強風の吹く丘は災害が多い。
雨期は嵐による倒木、停電、地崩れ、家屋の倒壊が多発し、
乾燥期の夏は山火事の危険と常に向き合って暮らしている。
これほどの木がもし倒れると、どの方向に倒れても何かを直撃するのは
必至だ。 家の上に倒れたら間違いなくぺちゃんこになるだろう。
自分の家屋、命だけならまだいいが (良くないが)他人に被害が及ぶのは
この訴訟社会では想像するのも恐ろしい。


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転落の近況

先週末のある朝、ドアをノックする者があった。
前触れもなしにうちのジャングルのような裏庭を横切って来る
者は、この辺ではsolicitorsと呼ばれる一種の物乞い(乞うものは募金
だったり署名だったり宗教の勧誘だったり様々)
と決まっているのでノックが
あっても応じない事にしているのだが(笑)、フレンドリーなボーイが
ホイホイと出てしまった。

以下、ボーイの話を元に構成。
ドアを開けると見知らぬ若い男が立っていた。
男は最近隣に越してきたエリックだと名乗り、fire inspection の結果、
自分の家の屋根にかかっている枝を取り去らないとならなくなった
と告げた。
本体の木は隣家と我が家の境に位置している。
枝を切るのを承諾して欲しいとの話だった。
ボーイは「屋根の上に登って切れば簡単ですよ」とやり方の手ほどきをし、
「そうそう、うちにスグレモノの pole saw があるのでお貸ししましょう」
などとDIYを押し付けたらしい。(^ ^;)

翌日、エリックさんが pole saw とお礼のワインボトルを抱えて現れた。
「おかげさまでなんとか無事に用事を済ませることができました。
このノコギリは実に素晴らしい」(DIY、お気の毒さまです)(笑)
「ついでなんですが、この松の木、切ってしまってはどうでしょう?」
手際のいい事に既に見積もり額の書き込まれた業者の名刺を渡された、
・・・というようなことだったらしい。


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支払いは鼻で

"It costs us a nose"
ボーイのこの一言でガスメーター移動工事計画は流れた。(ほっ)
「高かった」という意味の "cost an arm (= 腕) and a leg (= 足)"
というイディオムがあるが、"cost a nose (= 鼻)" とは初耳だ。
ただちにボーイの造語だと直感した。
腕一本と足一本よりも代替のきかない鼻一個の方が高い(のだろうか?)
つまり、ものすごく高いという意味だろうと勝手に解釈して一人で
ウケた。(笑)
いかにもボーイらしい言い回しである。

ぶらぼー (パチパチ)

言葉のセンスの良さをコメントすると、尋ねもしない"cost an arm
and a leg"についてのトリビア講義が始まった。
昔むかし、まだ写真と言うものがなかった時代、
記録のメディアとして肖像画があった。
肖像画の値段は身体のどの部位が含まれるかで決まったと言う。
真偽のほどは定かではないが、このセオリーでいくと全身像が
一番高額ということになる。
全身像が高すぎて払えない者は横向きの像を描いてもらった。
"cost an arm and a leg" というイディオムは、プロフィール像
には腕が一本と足が一本しかないことから来ているのだと。

なるほど、なるほど。
「で、鼻一個というのは?」(鼻のない肖像画って?)

すると "cost a nose" などとは言っていないとのたまう。
「じゃあなんて言ったの?」
"Pay through the nose."
「は?」(「鼻」しか合ってない〜)
こちらも聞いた事はないが、なんとなく正規の英語だと直感。(笑)

直訳すると「鼻から払う」となる。
水道のように栓をひねると鼻から金銭が流れ出る図が目前に
浮かび、また勝手にバカウケした。(ToT)←笑いすぎ
それはそれは! 痛みも尋常ではないことだろうに。
非常に分かり易い表現だ。(以上、あくまでもシティガールの勝手な解釈です)


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2005年08月08日 | Comments(3) | Trackback(0) | S.F. Daily
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