オープンスタジオ

20050630042234s.jpg丘の上のマイケル邸

マイケルさんの自宅兼アトリエに今年もお邪魔してきた。
ローカルアーチスト団体主催の年一回のオープンスタジオの日。
200名を超えるアーチストたちがそれぞれの会場で作品を公開するのを
地図を頼りに訪問する。
会場は自宅が圧倒的に多い。

20050610044854s.jpg右下の青い物体に注目

マイケルさんのお宅はカリフォルニア史上に残る1991年のファイヤー
ストーム
で全焼した跡地に建て直された。
映画のロケにも使われたアーチストらしい広々とした空間。
スペースいっぱいにアブストラクトの新作が展示されている。
窓の外のパノラマがこれまた素晴らしい。

「よく来たね。元気かい?」 マイケルさんも元気そうだ。
トレードマークのタップダンスの靴は、ダンサーが履くような黒革の
バレーシューズに代わっていた。

フランスから取り寄せたという洒落たブルーの綱渡り練習機が広間の
真ん中で自己主張している。
しきりに「やってみなさいよ」と声をかけまくっていた。
マイケルさんが綱渡りを披露すると拍手喝采が湧き、周りが一体化する。

古いピアノの上には10数年前に亡くなられた奥さまの写真。
それぞれのアートに重なる、それぞれの人生。
2005年06月30日 | Comments(2) | Trackback(0) | S.F. Daily

ミッション インポッシブル

雨上がりの涼しい朝。
土は水分をたっぷり含んで完璧なコンディションだ。
ボーイは古着に手袋、ゴーグルと防塵マスクのりりしくないスタイル。
手袋とカフスの間、それに靴下とズボンの裾の間は隙間なく
ガムテープをぐるぐる巻いて、どんなに動いても肌が露出することが
ないように厳重に念を入れる。

今日の対戦相手はポイズンオーク(和名 ツタウルシ)
20050629053127s.jpg
葉の表面のオイルに触れると激しくかぶれることで嫌われ者だ。
「○月×日の次回メーターリーディングまでに水道メーターの周囲の
ポイズンオークを除去してください」
先日、外出先から戻ると門柱に水道局からの通知が貼られていた。
見ると凄まじい成長を遂げたポイズンオークが土手の5分の1ほどを
占領していた。

げぇっ

いくら引っこ抜いてもすぐにまた顔を出す。
しかもすごい勢いで増えるのだ。
わざわざ買って植えたメキシカン・セージケストルム エレガンス
トキワマンサクなどの間を縫って生い茂っていて、除草剤は使えない。
今なら、引っ張れば根こそぎ簡単に取れるはずだとボーイが自ら
役目を買って出た。

緩んで滑りやすくなっている表通りに面した斜面でバランスに
留意しながら一株ずつ引き抜いては緑のゴミのコンテナーに捨てる。
メーターの周りは特に念入りに生えている草は一本残らず取り除いた。
こういう時に限って何故か普段は滅多に通らないバスが通りすぎる。

半日がかりでポイズンオークを退治した後、ボーイは表面に
触れないようにして作業服から無事脱出。
衣類はそのままごみ箱へ直行。
道具類は漂白剤を薄めた液で消毒する。
シャワーの後、かぶれはないのを確認して mission accomplished ♪

スパイアクションドラマを期待された方、ごめんなさいね〜。

(注:このエントリーは6・11に準備したものです。)
2005年06月29日 | Comments(5) | Trackback(0) | S.F. Daily

紙一重 (完結編)

DSLキットが届いて4日目の朝。
ついにボーイ推奨のIdiot式解決策を試す事に。
(Idiot:直訳は「白痴」。Idiots向けの解説本が多種出回っていることから、
概して基礎的な知識の全くない者を指す)

ドラスティックな最後の手段、それはHDのフォーマット(初期化)
大事なファイルのバックアップを取ってからPC購入時についてきた
CDを使ってフォーマット完了。もう一度DSLのインストールに挑戦。

どきどきわくわく

あれっ?

???? デジャヴーx2


なに、DSLがダメでもアナログ接続があるさ。
幸いモデムは復活したようだ。CDドライブにさっき焼いた(* burned 直訳で
いいのかな?)
ばかりのバックアップCDを入れてみる。

「データが破壊されて(* corrupt)います」

OH DEER! (注:正しくは "Oh dear!")

別のコピーを探し出してやり直してみると成功した。
ちゃんとつながる。ああ感動!
が、画面のバージョンは、とてつもなく古い。
それもそのはず、見つけたCDは3年前のものだったのだ。
そのせいかどうかは分からないが、30秒そこそこでコネクションが切れる。

「テクニカルサポートにご連絡下さい」

電話は出来ない。(連絡の方法が全くない訳ではないが、それについてはまたの機会に)
モニターを見つめながら次のステップを考えているとオンラインサービスの
デスクトップアイコンが目に付いた。
HDをフォーマットしたのでPCが購入時と同じ状態に戻り
これからネットを始める人のためのISPアクセスプログラムが
出現したのだ。

これだ!

数あるISPの中から唯一50日間のフリートライアルを提供している
○メリカオンラインを選びお試し加入した。
50日以内になんとかDSLを使えるようにしてキャンセルすればいい。
(ボーイさん、頼みますよ〜)
ネット環境が整った時には既に日が暮れようとしていた。

紙一重 (その2)

DSLのインストールステップ1で早くも躓いた。
「ない」と言うのなら、それを入れればいいのだろうとの単純思考で
店へ出かける事に。
お抱え運転手(カントリーボーイ)が居ない時はマイカーは役に立たない。
このあたりでバスで行かれる所にはコンピューター店がない。
2時間に1本のバスと20分に1本の電車を乗り継いでSFへ。
地下駅から外に出ると、そこには都会の空気が流れていた。
自分の足で自由に歩きまわれることの解放感にしばし浸る。
ああ! やっぱり街はいい。

以前住んでいた時から行き付けだった店で「それ」らしい部品を無事ゲット。
下校途中の女子高生みたいにダウンタウンを目的もなくふらふら歩いていると
身体の奥からエネルギーが蘇ってきた。
帰りは、通勤用に週日の朝夕だけ運行しているバスで家のすぐ前まで
楽に戻れる。 一日に5本だけしかなくても、こういう時は大助かりだ。

翌朝、包みを解き「それ」をインストール成功。
DSLのモデムと突き合わせてナットク。
PCにはケーブルの差込口がない。そのためのアダプターだったのだ。
ホクホクしながらDSLの賢いCDをスロットに入れる。
動作環境をクリアしているのだから今度こそ大丈夫。
ん、大丈夫な筈だよね?と思う暇もなくモニターには昨日と同じイエローの
「!」と一言もらさず同じメッセージが・・・

なんで??

念のためアンインストールと再インストールを繰り返すのもデジャヴー。
お手上げだ。
$150のサービス料を払ってDSLの派遣社員にやってもらうオプションは
あるが、もしかしたらアダプターもモデムも異常なしなのでは?との懸念が
頭をよぎる。 PCの故障とかだったらムダ足、ムダ金となりかねない。
チェックしてもらおうにもサービスセンターは40マイル先。
そこへの交通手段は車のみ。 かと言って留守番の猫のようにボーイの帰宅を
じっと待っているのもつまらない。

あと考えついた事はただ一つ。 避けていた最終手段の決行だ。
《続く》

災難と幸運は紙一重(その1)

突然ネットにつながらなくなった。
ネット接続のアイコンをクリックすると「モデムが見つかりません」と
呪文のようなエラーメッセージが表示される。

モデムは内蔵のはずなのにどこへ消えちゃったの〜?

電源、コードの差込み、スィッチなどのベーシックな部分を一通り
点検してから、ネット接続ソフトやモデムの再インストール、
その他思い付く限りの再設定を試みたが何も変化はなかった。

ネット接続には未だに電話回線を使っている。
ブログを始めたこともあり、アナログ接続に不満を感じていたところだ。
モデムが行方不明(?)の今こそ(DIYにこだわるボーイが不在の今こそ)
デジタル乗り換えのチャンスだ。
しかも今加入すればDSLが一年間月額 $14.95のキャンペーン期間中。
なんてラッキーなんでしょ♪ (笑)
DSLだったらケーブル会社の別モデムが来るしラクチン、ラクチン。
現問の修復はさっさと放棄してDSLサービスを申し込んだ。

待つこと一週間。 インストール用のキットが届いた。
「CDのステップに従って・・・して下さい」(ちっとも読んでません)
はい。 CDが全部やってくれるのね♪
ふむふむ・・・これがその賢いCDね。
CDドライブに入れると自動的にインストール作業が始まった。

が、ほんの数秒経過して動作環境をチェックしたところで
早くもイエローの「!」メッセージが。
「ネットワークアダプターが見つかりません」

は?
ネットワークアダプターってなに?
検索しようにもネットにアクセス出来ない。
新たな関門の出現か・・・ 《次回へ続く》

セール

メモリアルデー(5・30)のセールで洗濯機を見に行った。
中古で譲り受けたものを6年間使用している我が家の洗濯機は、
気になる欠陥はあったものの、機能自体には問題がなかったので
騙し騙し使っていたのだ。
が、最近東京で買ったお気に入りのタートルネックを洗ったら、
洗濯機にもまれて血まみれになった・・・のではなく、血痕のような
かなり大きい茶色い班がいくつもついて取れなくなってしまった。
開口部のリング部分の塗装が剥げ落ちて錆びたために、洗濯中に
衣類がそこに触れると染みになるのだ。
これまで何枚も台無しにされてはいたが、さすがにこのユジン風
(「冬のソナタ」)タートルの被害はこたえた。

品揃えと値段の下調べに数軒をハシゴする。
最後に寄った店の前では、なにやら美味しそうなニオイが・・・
ドアを開けると星条旗テーマの紙テーブルクロスで飾られた
テーブルとイスが目に飛び込んできた。
「ウェルカム」と案内役の店員さんに出迎えられ、聞けば休日は
いつもお客にランチを振る舞っているのだと言う。
「ご自由にご覧ください。ランチもどうぞ」との言葉に甘えて
ボーイと2人、ホットドッグ、トウモロコシ、ポテトサラダ、
付け合わせの野菜、野菜サラダ等などが並ぶビュッフェへ。
店内に拵えられたモデルキッチンの一つを使い、目の前で調理された
ものが次から次へと出てくる。
お皿に山盛り取ってまずは腹ごしらえ。(笑)
ブルーベリーパイ、手作りクッキー、フルーツ各種とデザート類も充実。
おおおお。余は満足じゃー♪ (食べ物に気を取られて写真は撮り忘れました)
20050610043313.jpg これは持ち帰った「ムーンパイ」(笑)
お腹がいっぱいになったところでさあ帰ろうとするボーイを
引き止めて(笑) 洗濯・乾燥機コーナーへ。

最近はやりのフロントローダー式(*)で、こたつふとんも洗える
サイズのものに決定。
"EnergyStar"シールの付いた節電モデルなので、電力・ガス会社
水道局のリベート(*)で後日$200が戻ってくる。

帰り際にレモネードをお代わりしてスナックのポテトチップに
手を延ばす。
次のランチ セールは、独立記念日(7・4)
今度は(当分買う予定のない)冷蔵庫の下見という名目で出かけてみるかな。

サマータイム

自家製レモネードを作りたくて植えたピンクレモンの木に
去年初めて一個だけレモンがなった。
緑の縦縞のある可憐な果実を何に使おうかとあれこれ思いを巡らせ
ながら、しばらくそのまま観賞していた。
お隣からマイルドなマイヤーレモン(レモンとオレンジのハイブリッド)
おすそ分けがあったのを機に、第1号レモンはフレッシュレモネードに
生まれ変わることに。
lemonade.jpg Summertime...the living is easy♪
レモン汁、熱湯、砂糖を1:1:1の割合で混ぜてシロップを作る。
(砂糖はレモンの種類と好みで加減)
氷をたっぷり入れたグラスにシロップと3倍量の水を注ぎ
ハーブガーデンで摘んだミントの葉を浮かべる。
冬の間はしまっておいたパティオテーブルとイスを庭にセットして
心地よい木陰でレモネードを頂くと夏の始まりを実感する。

5月の卒業シーズンが終わったこの時期、学校が長い休みに入り
町中に子供の姿が溢れるようになる。
晴れた日曜日、ドライブがてら近所の林道を行くとお小遣い稼ぎの
臨時レモネードスタンドに行き当たるのも夏の風物詩だ。
lemonade-stand-217s.jpg
25¢などと幼い字で書かれた看板に、子供好き、レモネード好きの
ボーイがクルマを横付けして半分冷やかしで話しかけると
レモネードはホームメードではなく市販の粉末を使ったものだったり
サンプルサイズの小さなコップだったりして、味も値段も様々だ。
美味しければ売れるし、高すぎれば売れない。
天候も売り上げを左右する。
小さな実業家たちはこうやってビジネスの仕組みを学ふのだろうか。

バーチャルレモネード販売で実業家気分を味わいたい方はこちらでどうぞ。
2005年06月09日 | Comments(0) | Trackback(0) | K流お料理術

グリーンシティー

さやかさんのところで目にした地球にやさしく、フトコロにも
やさしい(笑)ソーラーパワー。(お気楽日記 5/29)
リベラルなカリフォルニアの中でも特にリベラル度トップの
環境都市バークレーでは、スピード表示機(*)にまで利用されている。
20050604035535s.jpg 今日はばっちり
Good idea! 感心しながらスピードダウンして近づいたが
作動していなかった。
日当たりの悪い所に設置してあるものは、いつ通過しても
スピードを示す番号が表示されない。
それもそうだ。 一年の半分は雨期、残りの半分も霧。それでなくても
木陰で日照時間が少ないのだから電池がめったに充電されないのだろう。
・・・と思いきや、曇り空でもちゃんと充電できる仕組みになっている
のだそうだ。
するとこれは万年故障?


続きを読む "グリーンシティー"

世界一臭い花

ゴールデンゲート公園内のConservatory of Flowers
Amorphophallus titanum (和名「スマトラオオコンニャク」)の花が咲いた。
Teds.jpg
別名corpse flower(死体花)、「汗まみれの靴下のような」とも
「腐った肉の匂い」とも形容される悪臭がすると言う。
ニオイは花の咲いている時にしか体験できないのだそうだ。
開花時間はたったの36-48時間。しかも数年に一度しか咲かない。
温室は花の開き始めた27日から特別スケジュール組んで
希有な体験を求めてやってくる人達のために遅くまで開いている。
20050601074504.jpg おいおい、こんなに近寄って大丈夫かい?

匂ってみたい気もするが、前回この温室に行った時に(もちろん花は
咲いていなかった)レインフォレストのような湿気でカビアレルギーが
再発した経験から、今回はパス。
なんとなく残念に思っていたらここで販売されいるのを見つけた。
マイ"Ted"(SFの花のニックネーム)も悪くないかも。(笑)
強烈なニオイにシカも驚いて退散するに違いない!

2005年06月01日 | Comments(2) | Trackback(0) | S.F. Daily
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