感動の再会

いつもの店で今週分の野菜を調達した後、春の陽気に誘われて
久しぶりに丘方面へ足を延ばした。
長い乾季の間に積もった汚れが洗い流されて生まれ変わった
ような道路。
刈られたばかりの芝生の水分を含んだしっとりとした匂いに
終わりに近づく雨季を感じる。
緑を取り戻した樹々が両脇から覆いかぶさり作るトンネルの中の
見慣れた風景をかみしめながら、ゆっくりゆっくりドライブ。
ついちょっと前までは毎日のように通った丘の狭い坂道である。
他人事となれば大して好きでもなかったミモザの黄色い氾濫までもが
懐かしい。(笑)

旧宅裏の道に車を停め、手放した庭をこっそり覗っていたボーイが
満面の微笑で振り返った。

居たー

視線の先には・・・

Kalyn 0308
(相変わらず動きが激しく、じっとしてくれない)

かりんちゃんの姿が。 (かりんちゃんは「縄張り」に越してきた私たちを殊のほか
気に入って養子にしてくれた外猫さんです。)


「かりんちゃん、ベイビー
車をそっと降りて脅かさないようにそろそろと近づき、手を差し出すと
ごろんとお腹を見せて前と同じように転がった。

その後は頭を撫ぜ、あごの下を、鼻の頭を、足の裏を撫ぜまくり、
かりん嬢はゴロゴロ言いながら地面を転げまわって旧交を温める。(?)

1年4ヶ月ぶりの再会にも関わりなく、毎日会っているかのような
変わりない反応は嬉しい反面、不思議なような。
果たして覚えてくれているのだろうか、それとも初めて会って意気投合
しているつもりなのか・・・。
もともとフレンドリーな猫なのでその当たりの見極めは困難である。

「かーりんちゃん」「会いたかったよ〜♪」

呼びかけながら手がかりを探すが・・・どうも返事の回数が少ないような
気がする。
と言うか、以前は目が合っただけで「にゃあー」と、しかもかなりの大声で
何10回も鳴いていたのが普通に近づいただけで、好物のおやつ持参でも
ない今回は判断の材料にするのはやめておこう。(笑)

おみやげを持ってやってくるのにはかなり悩まされたが、離れてみると
とても寂しく、ずっと会いたいと思っていた。
元気でいてね、愛しの(←いつから?)(笑)かりんちゃん。
2008年03月15日 | Comments(4) | にゃ〜 (& others)

CITY DOGS


© video by K

見晴らしのいい丘のドッグパークは犬がいっぱい。
太陽を浴びて嬉しそうに走り回るSFの犬たち。

アメリカ人はどこへでも犬を連れて出かける。
スーパーでも角のコーヒーショップでも店の前や車の中で
退屈そうに待っている犬を必ず見かける。
店の方でも入り口に犬用の飲み水やビスケットを用意したりして
Dog-friendly。

stroller dog doggie stroller
越してきて初めて友達になったプードルはシティガール宅の前を
通るのがお決まりの散歩コースなのだが、いつも飼い主ジョーンさんが
押す「専用車」にかしこまって座っている。
これって犬の運動のつもりなのかな?(笑)
ジョーンさんは「(ご自身の)体力がなくて」と言っていたけども。

ペットの世話ビジネスもはやっていて、その中でも特筆すべきが
「ドッグウォーカー」の存在。
NYやSFのような密集した地域の住居は狭く、ごく恵まれている犬以外は
ゆったり散歩できるような庭がない。
飼い主が仕事などで忙しいなどの理由で日中ずっと留守番生活の
犬も多いため、プロを雇って犬を散歩に連れ出してもらうのだ。

このドッグパークも入り口周辺にドッグウォーカーのバンが連なっていた。
靴べらのようなものを持っているのが「ボス」(=ドッグウォーカー)。
同業のお馴染みさんと立ち話をしながらも目は連れてきた犬たちを
しっかり監視している。
必要に応じて「靴べら」でフンの始末をし、時々大声で犬に指令をとばす。
「ジョン!」「ケイシー!」「COME HERE!」
しばらく遊ばせた後、大声で呼ぶと犬たちがぞくぞく周囲に集まった。
「1、2、3、4・・・」頭数を数えながら、それぞれにリードをつける。
「チップ! カモーン!」
ぐずぐずしていた最後の一匹がやっと来て全員揃うと柵から出て
バンへと移動する。 
ドッグウォーカーに導かれ一斉に歩く犬たちの姿が微笑ましい。

dog walker

6匹の犬を器用に操り、引かれることなく歩くのがプロの見せどころ。
あちこちでこのような光景に出会うが、多い時は10匹くらい、
それも大型犬を連れて歩いている姿も。
大丈夫なのだろうか。
一人が一度に連れて歩ける犬の数についての規制は詳しくは
知らないが、良心的なドッグウォーカーは最大6匹までに制限して
いるようだ。

「家に帰ったら別の犬がいた」ような悲惨なマチガイが現実に
起きていないかも気になるところ。

家族の一員として大事にやさしく扱われている犬を見ると
こちらも癒される。
シアワセに生きて欲しい、都会の犬たち。
2008年03月08日 | Comments(2) | にゃ〜 (& others)

ワイルドサイドを歩く

20070704085447.jpg

Party of two, please.(2名出席希望)。 ラストネームはXX。

ペット連れで宿泊できるダウンタウンのホテルでの
PRイベントにボーイが申し込んでいるのだ。
クリスタルで有名なスワロフスキー社と動物保護団体が協賛。
誰でも入場可能なペットファッションイベントと聞いて見逃す
手はない。(しかも無料!)

これまで幾度もやっている、どうと言うことのない電話の
やりとり。

だが、続いた言葉に一瞬驚かされた。
Hmm・・・I don't think so.
ルーシーにはちょっと大変なので・・・


はぁ?

どうやら犬を連れてくるのかを問われているらしい。
違うでしょ。 大変なのはルーシーではなく私たちでしょう?(爆)
車だと却って不便なダウンタウン。 バスで行く予定だし。
(このやりとりが意味不明の方は文末の補足をご参照ください。)

人間よりもお犬さまにアピールしたげな様子だったが(笑)
マスターのみの参加でも、もちろん構わない。

久しぶりに歩くダウンタウンの変貌ぶりにびっくり。
店やホテルの移り変わりは特に甚だしい。
このホテルに足を運ぶのも初めて。
フロントの話では8年前にオープンしたのだそう。
ちょうどシティガール達が対岸に引っ越した時期だ。

浦島花子気分もバルセロナを彷彿させるモダンな
インテリアにすぐに回復。
ルーフトップテラスに設えられたテントは予想通り犬だらけ
いえ、お嬢さまとお坊ちゃまだらけ。

数脚しかないソファも水飲み場も全部4本足のお客さま専用。20070704085457.jpg


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クリスマスの奇跡

クリスマスイブ。
20061227060557.jpg
TVニュースのサンタ追跡報道を見ながらサンタさんの
到着を待つ。
暖炉には揺れる
20061227060618.jpg
暖炉のないシティガール宅でも、何故か捨てずに持って
来てしまったスクリーンの向こうで薪を燃やし、暖を取ることが
出来た(ような気がする)
バックグラウンドに流れるのは恒例のクリスマスミュージック。

この炎は実はTV放送なのだ。
「The Yule Log」は1990年ごろまで毎年NYで12月25日に
放映されていた。
暖炉にくべられた薪の炎がゆらゆら揺れている、ただそれだけの
60分番組だが、赤々と燃える暖炉がないとクリスマスらしくないと
いう感傷に相容れるところがあったのか、長年クリスマスNo.1を
誇る人気番組だった。

そのオリジナル版が数ヶ月かけて修復再生され、40周年の
今年再放送された。 
煙が出ないのも喘息気味のシティガールにとっては有り難い。

余談だが、今年は他局でハイビジョン版もデビューした。
字幕によれば、こちらはNosebleed(=鼻血)チャンネル
24時間放送と。

   は、鼻血チャンネル 

なんと大胆な!
こちらのTVは料金体系により何百もチャンネルがある。
そんな高級な(なのか?)TVサービスには加入していないため
知らなかった。
一体どのような内容のチャンネルかと興味をそそられ、
ネット検索してみたがいくら探しても見つからない。
でも確かに見たのだ。
字幕のエラーだったのだろうか・・・不思議。

しかし、どうでもいい事はさて置いて。(笑)
20061227060638.jpg
最新サンタ目撃情報はシアトルから。
いよいよベイエリアに近づいてきたのを確認して床に就いた。(笑)

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助けられたのは?


Eyes fearful, paws worn
A sorrowful sight
So forlorn
(おどおどした目、擦り切れた肉球。
哀しい姿。
胸が痛む。)

あなたの苦労を癒すのは愛情だと。
その日家族が増えた。
あなたとずっと一緒に。
深まる絆。忠誠、愛、真。
振り返り思う。
あなたの前はどうやって生きてきたのだろう。
通じる心、献身。
限りなく与え、与え続けるあなた。

They said we were a gift to you
But now we know
Who rescued who
(贈り物。
今はっきりわかった。
助けられたのは誰だったか。)

-- J.M. Berry "The Gift"より (意訳 by 心配性倶楽部 K)

sunflower.jpg メイちゃんを偲んで。


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