Life is not measured by the number of breaths we take,
but by the places and moments that take our breath away.
人生は呼吸の回数 (take breaths) ではなく、どれだけ素敵な
場所や瞬間に息を奪われたか (take breath away) で決まる。
こんなフレーズで始まるシティガールの愛読書、
1,000 Places
to See Before You Die"。
(現物は引越しのドサクサで行方不明。
やむなくリンク)そう、行かずには死ねないお勧め名勝地の著者千選である。
写真の殆どない
(あっても白黒)厚さ5cm近い分厚い本だが、
著者自らの「息を奪われた」実体験だけあって文章がとてもいい。
そこに行った人々の体験談を読み、聞き、あるいはどこかで
画像に出会うなどして脳裏に焼き付けられた見知らぬ土地は
誰にでもあることだろう。
好みには個体差があるので憧れの対象は人それぞれと思う。
記載されたリストの中から「行かずに死んでも構わない」
生ぬるい感動を切り捨てると半分ほどが残る。
そのうち、既に見た所がそのまた半分として・・・。
余生ン十年で見なければ気がすまない場所は、このリストだけ
でもまだ
250ヵ所もあることになる。
他にリストに載っていないシティガールのこだわりの場所も
多数ある。
すると一年では・・・?
データ好きのシティガールとしては平均寿命を持ち出して
一年にこなす場所の数を割り出したくなるところだが、
やめておこう。
(笑)ヴァカンスのノルマ化などバカげているもの。
それに、計算したところで平均寿命まで生きられる保証も
ないのだし。
(笑)見るものすべてが目新しかった若い日は、旅行社の駆け足
ツアーによる欲張り物見遊山でも満足感があったが、
いつからか「何もしない旅」により魅力を感じるようになっていた。
主眼が「どれだけ」から「どのように」へと変わると、自然と
日常のストレスから離れ、ゆったりとした時間を過ごす
贅沢を
求めるようになった。
とは言え、これを実行するのは未だに簡単ではない。
(笑)「あれも見たい」「これもやりたい」
行けば、囁く
もう一人のワタシ
が出現。

未知の土地、もう来ることはないかもしれない土地となれば
なおさら。
「わざわざ足を運びながら、何もしないのって矛盾しているよ。」

「至上の贅沢を味わいに来たのでしょう?」

相反する二人の
ワタシに心は激しく葛藤。
この度の
地中海ヴァカンス。
250プラスαの内、5分の1ほどを占める見どころ満載の
土地でもあり、「限られた時間を出来るだけゆったりと、しかも
押さえるべき場所は押さえたい」願望があった。
(笑)理想としては2、3ヶ月ほど一箇所に滞在し、風の向くまま
暮らしたいのだが、それは今の時点では無理!

そこで次善策として
船の旅の採用となった。
2週間をかけて地中海に面した数都市を周遊。
寄港地でそれぞれ過ごした後は日没までに船に戻り、
夜の間に船は次の港へ移動する。
そのたびに荷物をまとめたり、地図や時間と格闘したり、
運転したりの手間が省ける。
食事が付いているのもゆとりの面では大きなプラス。
他人任せではあるが、詰め込みやお仕着せではなく、
自分に合った過ごし方を自由に選べるのがいい。
色、空気、匂い、手触り、味、笑顔、感動・・・。
TAKE MY BREATH AWAY、地中海!