[パラダイス'08] 心のゆとりからくる豊かさ

( 枠内右上の"x"クリックでスライドが再スタートします)


理想の「何もしない」ヴァカンスに近づけた気がする今回の休暇。

ファーマーズマーケットで仕入れたローカルな食材を使って
コンドのキッチンで作る食事はスパイスを使わないシンプルなもの。

ラナイのテーブルにランチョンマットをセットして。
暮れゆく空、心地よい風、揺れるキャンドルの炎。

食べたい時に食べ、
好きなことをして過ごし、
眠くなれば寝て、
日が昇ると自然に目覚める。

PCも電話も用事もない穏やかな、緩やかな時間に
消し去られた、日々のストレス。
口パクパクの酸欠状態から肺の奥まで酸素が行き渡り
みるみる楽になった。

マハロ、MY パラダイス。
アロハ〜〜

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2008年07月09日 | Comments(0) | Dreams Do Come True

[地中海の夢]: Dubrovnik

戦禍をくぐり抜けて蘇った旧市街の片隅。

back street cafes

白いクロスのテーブルが並ぶ石壁の路地裏。

restaurant tables


注文した「フィッシュ」は西洋ではあまり見かけない姿焼きだった。
ボーイは?と目をやると、何事もなくおいしそうに食べている。
家の前を流れる小川で釣った魚を食べて育った自然児には
無用の心配だった。

baked fish


メイルマンが通りかかり、横のドアをノックした。
こんなところにも生活する人々の息吹が!
開いたドアから猫が飛び出してきて、食事中のシティガールの
足元に陣取った。

kitty wants fish

「ちょうだい」と訴える目のかわいいこと。
気付けばどこからともなく集まった猫が3匹、4匹。


心は遙か日常を離れて。

Dobrovnik coastline


夢のようなクロアチア・ドブロブニク。
ハッとした世界遺産の町角。



Dubrovnik, Croatia → Naples, Italy: 560 nm、 16.0 knots
2008年05月21日 | Comments(0) | Dreams Do Come True

FAMILY TRADITION

Don Giovanni 07

去年ディナーを楽しませていただいたDon Giovanniレストラン
今年もまたお世話になった。

(参考: こちらは去年のディナー)
Don Giovanni 06


1980年代、単身移り住んだNYで「ホリデイ」は一人で
過ごすものだった。
東京の実家に帰るには短すぎる4日間の感謝祭週末、
みんなが一斉に帰省してがらんとした寮は、カフェテリアも
閉鎖され、スタッフ専用の小さなダイニングルームが
午前中だけオープン。
ターキーにスタッフィング、クランベリーソース、マッシュポテトの
「朝食」がサーブされ、「夕食用に」と渡された茶色い紙袋の
中には無造作にラップで包まれたパンとローストチキンだけが
入っていた。

90年代前半、ボーイに出会い「ホリデイは2人」が定着した。
どちらも実家から遠く離れた、夫婦2人だけの核家族と
いうことで「家族揃って」の定番行事とは無縁なかわりに
面倒な事は省き好きなように過ごす=世の中のしきたりに
囚われずに自分たちだけの伝統を創り上げていく自由がある。

ほぼ満員のレストラン店内。
見渡せば一人で黙々と食べる老人、学生、友人グループ、
移民とおぼしき家族連れ、夫婦・カップル、レストラン常連、
ジョンさんの友人、ボランティア、家族・・・
ホリデイを家族とではなくこのような形で過ごすのは
少しワケありの人々かもしれない。

結婚して11周年。
傍らにホリデイを一緒に過ごす人がいることに感謝しながらも
世界のさまざまな片隅を一望できるDon Giovanniでの
ディナーはシティガール一家の新しい感謝祭トラディションとなった。
あの日、寮の自室で一人食べた冷たいチキンの味も
生涯忘れることはない。

2007年11月26日 | Comments(0) | Dreams Do Come True

[地中海の夢]: Venezia (2)

20071004040720.jpg


実はヴェネツィア滞在中のハプニングはこれだけではない。(笑)

ハリーズ・バーで手話通訳の二人と待ち合わせ中のこと。
ここはヘミングウェイ他、世界の著名な方々が訪れた伝説の
レストランバーであり「カルパッチョ」と「ベリーニ」発祥の地でもある。

bellini.jpg


ベリーニ(↑)を注文し、AちゃんとCさんの到着を待った。
狭い店内は満杯。 ベリーニのオーダー率から察するに、
ほぼ100%が米国からの観光客と思われる。(笑)

暇つぶしにベリーニでも撮影しておこうとバッグからカメラを
取り出した。
スイッチを入れると画面の右側に白っぽいキズのような模様。
それ以外は暗黒のモニター。
「おかしい」とボーイに渡すがどこをどういじっても直らない。
そうこうしているうちにやって来たCさんに見せると即座に
死亡宣告された。

えー?!

そう言えばついさっきベンチからバッグが落ちたのを思い出した。
カメラはバッグの中に無造作に入れてあったのだ。
これまで何度も落下を生き延びていたが、今回は打ちどころが
悪かったらしい。 
ヴェネツィアに死す。 一年半の短い命だった。

・・・と言うワケで翌日観光したムラーノ島もゴンドラもお見せできる
ような写真はない。
だが、カメラを持たないことでじっくりと観察し脳裏に焼き付ける
余裕が生まれたのは却ってプラスだったかもしれない。

アドリア海上での「マスカレードの宵」はヴェネツィアみやげの
仮面を纏って踊り明かすエネルギッシュな人々で溢れた。(↓)
(写真提供: ボーイ)




Venice, Italy → Dubrovnik, Croatia: 316 nm、22.6 knots
2007年10月05日 | Comments(0) | Dreams Do Come True

[地中海の夢]: Venezia (1)

ヴェネツィア! 夢に見たヴェネツィア!

20070927102016.jpg

Livornoを出航して4日目。
デッキに出ると赤茶けた屋根の街の絵巻物が流れていた。
曲がりくねった運河もドラマチックな建物群も初めてなのに
何故か懐かしい。
ここに来るのは生まれた時からの定めだったのだ。

20070927101638.jpg 20070927101657.jpg

学生時代、題材に困り果て、たまたま床に投げ出されていた
雑誌の特集にヒントを得て安易にリポートを書いた。(笑)
そこに紹介されていたのがヴェネチアンガラスだった。

数十年を経て、ヴェネチアンビーズとの出遭いが
「絶対行く場所」の地図にムラーノ島を載せた。

そのヴェネツィア湾が眼下に繰り広がっている。

幻想的な雰囲気のここヴェネツィア港は自由の女神が迎える
NY港、金門橋をくぐって入るSF港と並んでの美港と思う。
この街は車は入れないため船旅でなくとも海路から入る。
(ちなみに巷で言うところの三大美港はSF、リオ、ナポリだが、
リオは未見、ナポリは空気が悪く印象に残っていない)


Vaporetto.jpg
二日間のヴェネツィアはフリータイムと決めていた。
船の停泊地からヴァポレット(水上バス)でサンマルコ広場へ。
観光者の合間を縫って足早に、と言うよりほぼ駆け足で
広場を横切る。
ヨーロッパの観光地はなぜこうも人が多いのだろう。

20070927101709.jpg

あ"ー ヤダ、ヤダ!

同行の手話通訳が喚いた。
ハトだらけの広場は油断すると上から「雨」が降ってくる。
アメリカではハトはすっかり悪者とされているが、他国では扱いが
違うのか、頭上に、手に乗られても喜びっぱなしの
旅人たちが不可解。
それとも頭を抱えて逃げ回る我ら米国4人組の方がずっと
滑稽なのだろうか。

広場の裏の入り組んだ狭い路地は両脇にびっしりと観光みやげの
店が並んでいるのは日本--例えば浅草--にそっくり。(笑)
雰囲気はもちろん全然違うが。

20070927101723.jpg

地図では非常に複雑に見えた路地だが建物の外壁に道しるべが
あり(写真上の黄色い標)、ヴァポレット乗り場が近い
サンマルコ広場の大体の方角さえ飲み込めていれば、迷子に
なる心配はないと判断。

時々視界が開けゴンドラの行き来する運河が現れる。
汚い水でドブのような匂いでもするのかなと想像していたが、
そんなことはなかった。

20070927101813.jpg

リアルト橋付近で野菜やハーブのスタンドを発見。
このあたりに魚市場もあるはず。
町外れのジューイッシュ・ゲットー地区を目指すという通訳
カップルと別れ、ローカルな生活臭を求めて路地裏探険に。

20070927101826.jpg

美味しいカプチーノが飲みたいな〜♪

求めよ、さらば与えられん。(笑)
言ったそばから橋のすぐ裏にカフェスタンドが現れた。
ドアもテーブルもないオーダーカウンターだけのシンプルな店は
入り口に人がたむろし溜まり場的な雰囲気を醸し出している。
カプチーノを注文し、外壁の丁度いい高さの木の出っ張りに
腰を下ろす。
受け皿付きのちゃんとしたコーヒーカップが嬉しい。

ん〜おいしい〜♪

浮かんでいるハートアートを壊さないように静かに一口頂くと
とたんに目がになった。
船での食事は可もなく不可もないが、コーヒーがどうも
いただけない。
バルセロナを出てからというものずっとおいしいコーヒーを
飲みたいと焦がれ続けていた。

ボーイはもう「そばに住み毎日ここに来る」という青年を捕まえて
同じイタリアンのよしみで(?)親しげに談笑していた。
カフェは思ったとおり溜まり場だった。


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2007年09月27日 | Comments(2) | Trackback(0) | Dreams Do Come True
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