春はいつ来るの?


© video by K


昨日は春の到来を占うGroundhog Dayだった。
2月2日、冬眠から覚めるというグラウンドホッグが穴から
外に出て来た時に自分の影を見るかどうかでその年の
春の訪れる時期を予測するもの。
実際はカレンダーどおりに冬眠から目覚めるわけではなく
例えば同名の映画で一躍有名になったペンシルベニアの田舎町
Punxsutawneyのイベントだと、グラウンドホッグ代表としての
フィルが無理やり穴から引きずり出されるのだが。(笑)
ぐっすりと眠り込んでいたフィルにしてみれば迷惑この上ない。

タキシードにトップハット正装のグラウンドホッグ倶楽部エリート
メンバーに高々と持ち上げられ、寝ぼけまなこで固まったままの
かわいそうなフィル。 影に驚き、穴に戻ってまた眠りについた。
2008年の春はまだ遠い。


Punxsutawneyイベントの様子を見る


2008年02月04日 | Comments(0) | This is アメリカ

A Green Christmas


Union Street Christmas Parade 2007

「地球にやさしく」では全米でもフロントランナーのベイエリアなのに
クリスマスの時期になると、人々の意識が逆戻りする現象に
以前から疑問を感じていた。

クリスマス翌週は、決まって中身が溢れフタが閉まらないゴミ箱が
道路わきに並ぶ。
プレゼントを飾ったおびただしい量の包装紙、パッケージ、リボン、
パーティで使われた紙やプラスチック食器類、デコレーション、
ショッピングバッグ、クリスマスカード・・・どこの家庭もゴミがいつもの
数倍に膨れ上がる。

ツリーとして惜しげもなく伐られた何万本もの木は役目を
終えるとまた惜しげもなく捨てられる。
街角に横たわる枯れたツリーの残骸は哀れでもの悲しい。

電力を浪費する過剰イルミネーションも資源の無駄遣いだし・・・
そう思っていたらやはり「グリーンなクリスマス」のキャンペーンが
始まり、先日の光のパレードでは省エネルギータイプの
LEDクリスマスライトを配っていた。
「従来のものと比べて95%電力消費をカット」とあるのを見て
無性にツリーを飾りたくなった。

LED lights


12月は里帰りで留守にする年が多く、それでなくとも無宗教の
シティガール宅ではクリスマスに特別なことをする習慣がない。
前回ツリーを準備したのは1999年だっただろうか?
初めてのマイホームで迎える初めてのクリスマスに心が
華やいでいる時、店頭で目にした小さなローズマリーの
鉢植えが気に入って特別に購入したのだった。

きれいな三角に刈り込まれたトピアリーの頂点に金色のリボン。
居間の丸テーブルの上に置くと部屋がいい香りに包まれた。
飾りは要らないと思っていたが、クリスマスの朝起きると
ポップコーンを糸でつないだガーランドで装飾が施されていた。
前夜、睡眠時間を削って働いていたサンタの心づくしだった。

ポップコーンの大きさがバラバラでところどころ糸が露出して
いるのを不思議に思っていたら、ある朝KIWIがこっそりと
齧っているのを目撃したのだっけ。
いつもはテーブルの上には決して登らず、人間の食べ物にも
手を出さない控えめなKIWIが、その時だけは特権とばかりに
ずっとツリーの横でスタンバイしていた愛しいクリスマスでもある。

その後、庭に植え替えたローズマリーはどんどん成長して
それからもずっと家庭料理のハーブとして大活躍した。
欲しい時に好きなものを調達できるハーブガーデンがないのを
不便に感じていたところでもあり、今回もツリーは迷わず
ローズマリーの卓上トピアリーに決定♪

rosemary tree

もらったLEDライトを巻きつけ窓際のテーブルに置いた。
窓の外側には10年以上使いまわしているライト付きの模擬リース。 
夕暮れ時からミッドナイトまで点灯するようにタイマーをセット。
光の洪水ではないSFの地味なクリスマス(ページ下)もいいものだ。

green giftwrapping

プレゼントの包装もリサイクルがいいだろうと新聞紙を使ってみた。
ちょうどクリスマスがテーマだったサンデーペーパーのコミックページで
包んでみたらノアの動物達の絵が正面に来た。
2つ目のギフトとして選んだ風呂敷やTシャツで包む方法もある。

ローズマリーは時々さくさくと切ってディナーの味付けに使えるので
まだしばらくは植え替えずにこのままにしておこう。

May all your Christmases be GREEN♪
2007年12月25日 | Comments(2) | This is アメリカ

感謝祭間際の風景

tree preparation
(クリックで大きな画像になります)

街の中心、ユニオンスクエアでは金曜日のクリスマスツリー点灯式に
向けて作業が進行中だった。
飾りつけしている現場を見たのは初めて。
トップからライトを巻きつけるのは一般家庭のツリーと同じ。
クレーンに乗っての作業がちょうど半分あたりまで来ているのが
写真から分かるかな? 

「クリスマス」到来が年々早まっている昨今。
今年は10月の初めごろからクリスマスのディスプレーが出現。
いくらなんでも早すぎ〜!

そんな中、ユニオンスクエアのツリーは伝統どおり感謝祭翌日に
点灯されるのが嬉しい。
2007年11月22日 | Comments(0) | This is アメリカ

Old Man ○○ミット

街に溢れるかぼちゃが告げるハローウィーンの季節。

(ペット仮装パレードにて。 本文とは関係ありません)


ボーイが子供の頃、近所に変わり者の隠居老人が住んでいた。
若い頃は弁護士として活躍したというその老人は、引退後、
大きな家の2階に一人引きこもり、めったに外に出かけることは
なかったと言う。
「ピーター・○○○○○ミット、the hermit」(=世間嫌いのピーター老人
→ラストネームとhermitの語尾が同じ発音で韻を踏んでいる)

呼ばれていたそうな。

子供達のハローウィーンの楽しみは近所のTrick-or-treat回り。
ある年誰かの思いつきでピーターおじさんの家にも立ち寄ってみた。
(以下、ボーイの回想を元に再現)

TRICK OR TREAT?

仮装した子供達が家の前で大声をあげると(応答がないのは
いつものこと。わざわざドアをノックしたりはしない)
、2階の窓から
ピーター老人が顔を出し、

「Oh! It's Halloween already?」 えっ、もうハローウィーン?)

非常に困ったような顔で言うのだそうだ。

「Wait a minute」

ピーター老人が中に消え、しばらく待っていると紐で吊るされた
農家で使うようなバスケットがするすると窓から降りてきた。

カゴの中には上等な箱入りのチョコレートチェリーが一箱入っていた。

いくら豊かなアメリカと言え、当時、たかが子供のハローウィーンの
トリートに箱入りチョコ一箱は前代未聞。
しかも素朴すぎるほどに素朴なコネチカットの田舎町のことである。
噂はすぐに近所中に広まった。

TRICK OR TREAT?

話を聞きつけたボーイがかなり遅れて参上、持ち前の大声で脅迫すると
ピーター老人が2階の窓から見下ろしながら「Wait a minute」と言ったきり
引っ込んだ。

しばらくしてするすると降りてきた農家のバスケットには、

しなびたセロリが1本だけ入っていた

・・・という。(爆)



つまり、ハローウィーンの準備などしていなかったピーター老人は
たまたま家にあった食べ物をめぼしいものから順番に子供達に
与えていたのだ。

箱入りチョコ、卵、じゃがいも、ニンジン、セロリ・・・
早く行っても遅く行っても思いがけないものにありつける
世捨て人宅は翌年から悪がき連のハローウィーンルートの
必須ストップとなり、おかげで
 |がトップを切るか競争
◆ー穫品の比べ合い
 ピーター老人の一挙一動を見るなどなど
ハローウィーンの楽しみが一気に増えたのだそうだ。

皆さんもこれに負けない楽しいハローウィーンをお過ごしください。
2007年10月30日 | Comments(2) | This is アメリカ

ドリームハウス

大変、大変!

ニュースを見ていたらボーイが奥の部屋からドタバタ走ってきて
勝手にシティガールの見ていたTVのチャンネルを変えた。

よく聞いて必要条項をメモしてよね

紙とペンを押し付けるので仕方なく見ると結構な邸宅の内部が
映し出されていた。

「4寝室に4½バスルーム、グルメキッチン、流れるプール・・・」

特別ゴージャスというのではないが、不動産が著しく値上がり
したベイエリアでは庶民にはまず手が出ない高級物件だ。

この家が当たります!」

財政難に陥ったある非営利団体が資金集めを目的に売り出す
raffle(クジ)だった。


View Larger Map (家の所在地: San Rafael)



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